鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第218号(2008年1月27日)
花の香りに誘われて 「長谷寺」
前号からの続きです。
「小動崎」 から七里ガ浜の波打ち際をビーチコーミィ
ングの真似事をしながら歩くも、収穫は菊の花模様が
入った陶片ひとつ。 江ノ電七里ヶ浜駅から長谷駅へ。
長谷寺門前の蕎麦処「以志橋」にて遅めの昼食を取っ
た後、「長谷寺」 へ。 写真は山門前の梅の莟。
「慈照院」 前に咲く椿。
一むしろ ちるや日うらの 赤椿
(向井去来)
下境内では紅梅や白梅が咲き始めていました。
「放生池」 畔の咲き始めた 「白梅」
「放生池」 畔に咲き始めた 「福寿草」
福寿草のかたき莟にほのみゆる
紫寒し日当りにつつ
(島木赤彦)
上境内には蝋梅、寒紅梅、白梅、木瓜などの花が咲いて
います。
写真は 「大黒堂」 脇に咲く 「唐蝋梅」
「経蔵」 脇に咲く 「錦糸玉子」 の花……冗談ですょ。
春を告げる花 「万作」 の花です。
黄色の線形の四弁花が、本当に錦糸玉子によく似ていま
すよね。 四枚の花弁を付けるところから、 別名
「四恩」 の花とも。 四つの恩とは「父・母・師・友」
「海光庵」 前の咲き始めた 「白梅」
気品がありますね。
梅白し まことに白く 新しく
(星野立子)
おわり