鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第224号(2008年2月3日)

雪 見 「浄智寺」2

   
   前号からの続きです。

   「布袋尊」 のお腹を擦って元気を頂いてから逆コース

   になりますが、「書院」 裏庭に回って見ました。

     しほれふすや世はさかさまの雪の竹  (芭 蕉)
   
   ※ 以下の写真は2月3日撮影したものです。

  

  「書院」 の瓦葺屋根や石灯籠にもこんもりと雪が

  積もり、北国の故郷に帰ったような懐かしい気分

  になりました。

  


    
   雪ふれば冬ごもりせる草も木も

       春に知られぬ花ぞさきける

                   (紀貫之)

  

  
  
  「曇華殿」 と 「蝋梅」


   ピンク色の可憐な「侘び助椿」?

     
     うつくしく 交る中や 冬椿

                  (鬼 貫)
   

  
  
  雪が滑り落ちないか確認して 「鐘楼門」 の下を抜けて

  雪景色の「浄智寺」を後にしました。


   雪景色の 「明月院」 への道。


      転びたる ことにはじまる 雪の道

                      (稲畑汀子)