鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第228号(2008年2月10日)
花の香に誘われて 梅の花咲く 「荏柄天神社」
前号からの続きです。
鎌倉宮から程近い梅の名所「荏柄天神社」を訪ねました。
金沢街道から一直線に延びる参道沿いには紅梅、白梅が
咲いています。
※ 以下の写真は2月10日撮影したものです。
境内への石段を上がった右手の一本の梅の木に、紅白の
花が咲く「想いのまま」は未だ蕾の状態でした。
因みに、江ノ島の「常立寺」では「思いのまま」となってい
ましたが”おじさん”は「想いのまま」の方が好きです。
中々”思いのまま”にはいかない事ばかりなものですから
ハイ。
鎌倉宮から程近い梅の名所「荏柄天神社」を訪ねました。
金沢街道から一直線に延びる参道沿いには紅梅、白梅が
咲いています。
※ 以下の写真は2月10日撮影したものです。
境内への石段を上がった右手の一本の梅の木に、紅白の
花が咲く「想いのまま」は未だ蕾の状態でした。
因みに、江ノ島の「常立寺」では「思いのまま」となってい
ましたが”おじさん”は「想いのまま」の方が好きです。
中々”思いのまま”にはいかない事ばかりなものですから
ハイ。
二階堂にあり学問の神様「菅原道真公」を御祭神とする
三大天神社の一つ。 朱塗りの社殿には合格祈願の
絵馬が多数奉納されています。
東風吹かば匂いおこせよ梅の花
主なしとて春な忘れそ
鎌倉ではここの梅が一番先に咲き始めるようです。
狭い境内には続々と梅見の人々が訪れます。
一杯¥100.の甘酒を飲みながら団体さんが退くのを
待っていると、直ぐにまた団体さんが訪れます。
とび梅やかろヾしくも神の春
(荒木田守武)
梅の花たちよるばかりありしより
人のとがむる香にぞしみける
(詠み人知らず)
春なればうべも咲きたる梅の花
君を思ふと夜寝も寝なくに
(板持連安麻呂)
白梅の中紅梅に近づきぬ
(森 澄雄)
梅の花香をかぐはしみ遠けども
心もしのに君をしぞ思ふ
(市原 王)
花にほふ梅は無双の梢かな
(宗 祇)
春さらば逢はむと思ひし梅の花
今日の遊びに相見つるかも
( )
ほんに一輪咲いて一輪
(山頭火)
満開の梅を愛でるのもいいですが、膨らみ始めた蕾の
中に、二、三輪咲いた花も風情があっていいですねぇ。
「本殿」右手、「神輿庫」との間には蕾をいっぱい付け
た「三椏」の木があります。
ジンチョウゲ科 枝が三つに分岐する特徴があるので
この名がついたようです。
花は赤、白、黄色の三種類あります。
「古神札納所」脇の三椏は黄色い花を覗かせていました。
近よりてみて三椏の花支度
(五十嵐播水)
おわり