鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第233号(2008年2月17日)
北鎌倉/鎌倉古陶美術館 「おひなさま」
◆ 梅も満開
前後しましたが、前号?231号「志穂の里」で一休
みした後、直ぐの同じく横須賀線線路沿いにある
「鎌倉古陶美術館」に寄ってみました。
福井の古民家三棟を移築組み合わせたという重厚
な建物です。
※ 以下の写真は2月17日撮影したものです。
入口左手には満開の白梅が迎えてくれます。
通常は鎌倉時代や中世の陶磁器などが展示されて
います。
館内の庭園は紅梅や白梅が満開です。
紫陽花の時季には、100種以上の紫陽花が咲く
「あじさいの小径」が特別公開されます。
今回の「創作人形展」は 〜4月13日(日)まで
開催されています。
◆ 創作人形展
もうすぐ三月三日「桃の節句」ですね。
女の子の節句で、五節句の一つ、古くは上巳の
日(じょうみのひ)に行われたそうです。
五節句とは、人日、上巳、端午、七夕、重陽の
五つの節句をいう。
「おひなさま」特別展は 〜3月2日(日)まで
開催されています。
◆ おひなさま特別展
享保雛 古今雛段飾り
女の子が誕生して初めての節句を初雛というそう
です。
平安時代の貴族の子女の遊びごと「ひなあそび」が
江戸時代の女の子の「人形遊び」と「節句の儀式」
が結びついて「ひな祭り」として広まっていったよう
です。
享保雛 江戸時代のものだそうです。
享保年間の頃には、武家の子女など身分の高い
人たちの嫁入り道具の一つとして数えられるよう
になり、段々と豪華なものになっていったようです。
古今雛 江戸時代
江戸中期辺りから現在のような雛壇、内裏雛、
三人官女、五人囃子などが飾られるようになっ
たようです。
享保雛 江戸時代
十二単の装束を着せた「元禄雛」や「享保雛」など
の大型で豪勢なものが作られるようになった。
冠の紐の細さよ京雛
(田畑比古)
享保雛 江戸時代
内裏雛だけで祝つてやるつもり
(高浜年尾)
紫宸殿飾り 明治〜大正時代
江戸末期から明治時代にかけては、更に二人の
内裏人形にに加え従者人形、小道具類、御殿作
りや壇飾りなどが増え、豪華になって行ったよう
です。
おわり