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いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート No.249(2008年3月29日) |

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◆ 花の香りに誘われて さくら巡り 「成就院」ほか
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前号からの続きです。 極楽寺から3分程の所にある「成就院」を訪ねました。 山門脇の満開の桜の下に立って見る「由比ガ浜」の景色は紫陽花の頃の景色とはまた違った趣がありました。 桜の下には清楚な「シャガ」の花が咲いていました。
※ 以下の写真は3月29日撮影したものです。
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次に坂ノ下の”南無虚空蔵菩薩”と書かれた幟が立ち並ぶ「虚空蔵堂」の桜を見ながら「御霊神社」へ向かいました。
野に出れば人みなやさし桃の花 (高野素十) |



「御霊神社」境内の桜もほぼ満開でした。 境内には2,3人程の人影しかなく、喧騒を逃れてのんびりと桜を愛でるにはいい所です。
咲くと見し散ると見たしと桜かな (稲畑汀子) |



「本殿」横には目にも鮮やかな緋色の「緋桃」の花が咲き誇っていました。 緋桃咲き極まりて葉をまじえたり (高浜年尾)
御霊神社からすぐの「長谷寺」は余りの人の多さに今回はパスして、門前の蕎麦処「以志橋」で遅めの昼食をとった 後、長谷の鎮守様「甘縄神明社」を訪ねました。 昨年の9月9日のお祭りでお神輿をリポートして以来です。 |


長谷の観音大通りから少し奥まった所にあるためか、訪れる人も少なく、ひっそりとした佇まいです。 参道内に立つ「長谷公民館」の周りにある数本の桜も見頃を迎えていました。 ”夜桜”見物も出来るのでしょうか、吊り提灯には灯かりが燈されていました。 |



そろそろ夕暮れも迫ってきたので「光則寺」は次回にして、江ノ電で鎌倉駅まで戻り「段葛」で”夜桜”見物。 段葛の両側に吊るされた雪洞の灯かりに浮かぶ桜も、また風情があります。
風かよふ寝ざめの袖の花の香に かをる枕の春の夜の夢 (藤原俊成女)
おわり |






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