鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第255号(2008年4月6日)

◆ 花の香りに誘われて さくら巡り 「光明寺」

◆ サクラ・さくら・桜満開の光明寺

◆ 山門と桜

◆ 山門と枝垂桜


前号からの続きです。
小町通りで遅めの昼食を取って一休みした後、材木座にある「光明寺」を訪ねました。
正式には 「天照山蓮華院光明寺」  開基 北条経時  開山 然阿良忠(ねんなりょうちゅう)  本尊 釈迦如来

※ 以下の写真は4月6日撮影したものです。
 

境内の桜は満開で、風が吹くと花吹雪が舞います。

     久方のひかりのどけき春の日に しづ心なく花のちるらむ  (紀 友則)

◆ 山門特別拝観

◆ 山門下から本堂を望む

◆ 山門上から境内を眺む


桜の時季に合せて5-6日の二日間「山門特別拝観」が行われていました。 (拝観料¥300.) 本日最終日です。

山門(三門)はお寺の門のことです。 総門というのは、入口を示す門のことで、お寺の主たる門は山門です。
間口約16m、奥行約7m、高さ約20mで鎌倉の寺院の門では最大の格式を備えた山門です。
五間三戸二階二重門といわれる門で、一階が日本風、二階が中国風に造られています。  (山門のしおりより抜粋)

◆ 山門上から稲村ガ崎方面を望む

◆ 山門上から本堂を眺む

◆ 山門階段にて

◆ 本堂前の桜

◆ 三尊五祖の石庭

◆ 本堂より山門方向を眺む


仰ぎ観る桜の方が多いようですが、眼下に観る桜も趣があります。
山門二階を一巡してから本堂に上がりました。 本堂の右側には「三尊五祖の石庭」があります。
三尊とは 阿弥陀如来、観世音菩薩、勢至菩薩をあらわし、
五祖とは 釈迦、善導大師、法然上人、鎮西上人、良忠上人をあらわすそうです。

◆ 記主庭園と桜

◆ 開山堂茶席


本堂から回廊で開山堂へ渡ってみました。
右側には「記主庭園」があります。池には、夏ともなれば見事な古代蓮(大賀蓮)が咲きます。

「開山堂」では茶席が設けられていたので抹茶と団子を頂き、ガラス戸越しに境内の桜を愛でながら暫し休憩。 
”花”と”団子”の両方楽しめましたね。
この後、久し振りに小坪の飯島公園へ向かいました。             つづく