

|
いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート No.258(2008年4月8日) |

|

|
|





前後しましたが、「極楽寺」を訪れる前に鶴岡八幡宮の「神苑ぼたん庭園」に寄ってみました。 雨風が強く八幡宮境内の人影も疎らでしたが、ぼたん庭園はおじさん一人の貸切状態。 受付のお嬢さんと笑ってしまいました。 園内では、強風と雨で舞い散った桜の花弁で、石畳もピンクの川の流れのように見えました。
※ 以下の写真は4月8日撮影したものです。 |



源氏池畔の水面には舞散った桜の花弁の「花筏」が連なっていました。
花はみなよその嵐にさそわれて ひとりや春のけふはゆくらむ (静 賢) |


空蝉の世にも似たるか花桜 咲くと見しまにかつ散りにけり (詠み人知らず) |



園内には数本の「ぼたん桜」の木があります。 七分咲き位でしょうか。 暫くは楽しめそうでしたね。
春雨の花の枝より流来ば 猶こそ濡れめ香もやうつると (藤原敏行) |



「神苑ぼたん庭園」は、鶴岡八幡宮創建800年を記念して、昭和55年に開園された廻遊式日本庭園です。
春ぼたん開園 4月中旬〜5月中旬頃まで
|




源氏池に浮かぶ島の畔に一羽の「鵜」?が雨に打たれて、散る桜を眺めていました。 鳥に聞いて見ました。 「チミは姫鵜かなぁ?」 「う!」 「川鵜じゃないの?」 「う!」 「どっちなんだょー、鵜には違いないんだろ?」 「う!」 「鵜」に間違いないようでした。
「斎館」の庭には、ピンクの枝垂桜と真っ赤な春紅葉が競い合うように咲いていました。
吾妹子に恋ひつつ居れば春雨の それも知るごと止まず降りつつ おわり |



|