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いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート No.353(2008年11月25日) |

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 【境内の秋景色】
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つゆのそめて色々になすもみじ葉のまたいろいろに露をそむらん ( 西 行 )
前号からの続きです。 久し振りに大町の長興山妙本寺を訪ねました。ノウゼンカズラの咲く頃に何度か訪れています。 ※ 以下の写真は11月25日撮影したものです。 |



もの思ふ歩幅となりて落葉踏む (米田 豊)
総門を潜って参道を少し行くと、杉木立の方から二天門、祖師堂への道と、方丈門から石段を 上って方丈、本堂へ至る二通りありますが、どちらの道も二天門、祖師堂に行かれます。 往きは杉木立の中を歩き、帰りは本堂前を通って方丈門に下りてくるのが何時ものコースです。 |


二天門前の楓はまだ青々としていました。 横の方へ廻ると少し色づき始めた枝が見られました。 二天門右手には大銀杏の黄葉が観られます。
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日蓮上人像の裏手にある高台へ上って二天門付近を見下ろすと、木の上部から紅葉しているのが 分かりますね。 |





 【本堂横の楓】
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紅葉のうすくもこくも見ゆる哉秋のあはれは同じもの故 (樋口一葉)
妙本寺の紅葉はもう少し先のお楽しみってところでしたね。
つづく |



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