鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第388号(2009年1月2日)
◇ 船祝い (坂ノ下海岸) ①
真っ青に晴れ渡った正月二日、長谷地区坂ノ下海岸で行われた「船祝い」(船降ろし)を見て来
ました。
漁師さんが自分の船に、大漁旗や飾り物をつけて一年間の無事と大漁を祈願する行事です。
坂ノ下海岸に着いたのは8時過ぎ頃でしたが、船主さんや関係者の方達が船に大漁旗や飾り
を付ける準備を始めたところでした。
波消しに冬鳥一羽沖を向く (戸田明子)
船祝いは10:00からなので船の関係者以外は数人のカメラを抱えた人達がいる位で、見物客は
まだあまり見かけませんでした。
何時もは年末から旅へ出ていたので、船祝いを見たのは今回が初めてでした。
◇ 大漁旗二日の浜の…
大漁旗二日の浜の舟おろし (穴水よね子)
某テレビ局も船祝いの取材に来ていました。
「ハイ!ボクは大きくなったらー、お父さんのあとをついでー、そしてー、んーと…りっぱなりょうし
さんにーなりたいデス」って言ってた様な。
(でもー、マイクの位置がちょっと違うかな)
船の舳先(へさき)には、松飾やみかん、お酒などを海の神様にお供えします。
船には見物客に撒く、みかんやお菓子、お金(5円・10円)などが用意されていました。
鯔背な印半纏を纏った船主さん。鎌倉漁協の組合長さんでしたね。
あれっ!時間前に景気付けの一杯が始まっちゃいましたよ。
大漁旗が風にはためき船祝いの準備も出来た様ですね。
カメラマンや見物客も大勢集まって来ました。
つづく