鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第40号(2006年12月17日)
2006 回想 鎌倉(3)
御霊神社境内での湯花神楽の奉納も終わり 雨も上がって
「面掛行列」のスタートです 参道から星の井通りに出て
坂ノ下地区を練り歩きます
行列奉行を先頭に 天狗の面を付けた道案内の神様(一番
煌びやかな装いです)などが続きます
中央が獅子頭 左の面が鬼 右の面が爺(じい)
そして 「面掛行列」の主役
鬼 (おに) 翁 (おきな)
異形(いぎょう) 火吹男(ひふきおとこ)
烏天狗(からすてんぐ) 鼻長(はななが)
福禄寿(ふくろくじゅ) 爺 (じい)
の怪奇な面を付けた八人と
(行列には順序があるようですが写真は順不同です)
妊婦の阿亀(おかめ)と産婆役の女の二人
総勢十人が行列に続く おかめは大きなお腹を抱えて
ふうふう言いながら歩くとその後ろから産婆役の女が
扇子で面白おかしく扇ぐ 観客の中からお腹の大きい
女性が何人かおかめのお腹を擦っていました
総勢十人が行列に続く おかめは大きなお腹を抱えて
ふうふう言いながら歩くとその後ろから産婆役の女が
扇子で面白おかしく扇ぐ 観客の中からお腹の大きい
女性が何人かおかめのお腹を擦っていました
行列は星の井の先 坂ノ下「虚空蔵堂」辺りでユーターン
来た道を御霊神社へと戻る
おかめは源頼朝の子を宿した村娘 妊婦のことを
「はらみっと」というところから面掛行列の事を
「はらみっと行列」ともいうそうです
(おわり)