鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第421号(2009年3月5日)
◇ 花の香りに誘われて 安国論寺 ・ 鶴岡八幡宮
◇ 山茱萸満開の安国論寺…
山茱萸の黄を解きしより雨がちに (新川智恵子)
前号からの続きです。
安養院から7,8分程の所にある松葉ヶ谷のお祖師さまで知られる 「安国論寺」 に廻ってみました。
※ 以下の写真は3月5日撮影したものです。
本堂脇の紅梅はそろそろ終盤のようでした。
本堂奥には木五倍子(きぶし)の薄黄色の花が咲き、葡萄の房のように垂れています。
熊王殿脇から富士見台へ上って見ましたが、残念ながら雲が多く富士山は見えませんでした。
安国論寺から直ぐの 「妙法寺」 に廻ってみましたが、本堂から先は拝観不可となっていたので、
またの機会にして鎌倉駅まで戻り、鶴岡八幡宮の大島桜が気になっていたので覗いてみました。
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◇ 旗上弁天社の大島桜が見頃です…
鶴岡八幡宮の源氏池に在る旗上弁天社(はたあげべんてんしゃ)前に咲く河津桜と大島桜の
紅白の桜。 河津桜は盛りは過ぎたようですが、まだ楽しめそうでした。
清楚な白の大島桜は八分咲き位で、今が見頃かと思われます。
山桜の変種と云われています。 花は少し大きめで一重咲きの白い花を付け、芳香があります。
桜餅に使われる葉っぱは、大島桜の若葉を塩漬けにしたものだそうです。
流鏑馬馬場(やぶさめばば)沿いの河津桜は、早咲きの木は花が散っており、ほかの一本が咲
いていましたがボリューム感がないように思いましたした。
本殿への大石段脇の河津桜は、盛りは過ぎたもののもう暫くは観られそうでしたよ。
河津桜は花期が長く楽しめますね。
おしまい