鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第504号(2009年6月22日)
◇ 紫陽花巡り 尼寺 英勝寺 (えいしょうじ)
昨日降り続いた雨で、さぞや紫陽花も…と思うと居ても立ってもいられず、朝飯もそこそこに
紫陽花巡りへと出掛けました。
先ずは、鎌倉駅西口から直ぐの市役所の交差点を右に折れて、今小路通りを10分弱行くと
左手に壽福寺があります。 その隣の鎌倉唯一の尼寺 「英勝寺」 を訪ねてみました。
※ 以下の写真は6月22日撮影したものです。
丁度一年前の雨の日に紫陽花を観に訪れていました。
この辺りは、地名を扇ガ谷(おおぎがやつ)と云い英勝寺は、太田道灌のお屋敷が在った所です。
総門を過ぎた少し先に、桔梗をモチーフにした太田家の紋をあしらった通用門があり、拝観者は
通用門の脇から入ります。
勝手門からは、寺務所前に咲く紫陽花が見えますが、額縁に入った紫陽花の絵を観るような風景です。
◇ 雨の雫を含んだ大輪の紫陽花…
境内に咲く大輪の紫陽花は、昨日の雨の雫の重みで地に伏した様に咲いていました。
あじさいや一夜の雨を吸い尽くし (大月志星)
◇ 青々と生茂る竹林の庭…
雨の雫を含み、しっとりと咲く紫陽花を観ながら、石段を上って竹林の庭を覗いてみました。
雨後の青々とした竹林も清々しい気分になりますね。 此処の庭は姫御殿の跡地だった所だそうです。
竹林の庭の奥には、小さな五輪等を囲むように紅額紫陽花が咲いています。
つぶつぶの雫ふちどる額の花 (橋本さち子)
◇ 萩の花も咲き始めて…
張り巡らされた蜘蛛の巣に雨の雫がビッシリ。 食い意地の張ったおじさんには 「ナタデココ」 に
しか見えましたが。 (もう少し表現力が豊かにならないものでしょうかねぇ)