鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第533号(2009年7月25日)
◇ 観蓮会 (かんれんかい) 光明寺
鎌倉では蓮の花が見頃ですが、観蓮会の行なわれている材木座の光明寺に行ってみました。
観 蓮 会 7月25日 (土) 26日 (日) a.m. 10:00 〰 15:00
※ 以下の写真は7月25日撮影したものです。
山門を潜ると本堂へと延びる石畳の参道両側には、献灯会(けんとうえ)で点される提灯の裸電球が
吊るされていました。
献灯会法要 7月26日 18:30 〰 提灯点灯 〰 7月29日まで 18:00 〰
本堂でお参りしてから三尊五祖の石庭へ。
枯山水の美しい庭を眺めながら暫し瞑想。 いや…迷想でしたね。
回廊を渡って古代蓮の咲く記主庭園 (きしゅていえん) へ。 書院横では「大聖閣(たいしょうかく)」
が建築中でした。 2,3ヵ月後には完成の予定だそうです。
大寺の回廊きしむ花蓮 (三原智枝子)
◇ 古代蓮咲く記主庭園…
開山堂では 10:00 からお抹茶席が儲けられていましたので抹茶と和菓子を戴いてきました。
開け放たれた堂内には涼風が吹き抜けます。 暫し古代蓮を愛でながら抹茶を喫する和の世界を
味合せて戴きました。
明日咲くも明後日咲くも大賀蓮 (鈴木康平)
しゞにおふる池の蓮の花みれば
風もふかなくに心涼しも (田安宗武)
とんぼとまる石の平の真中かな (高浜年尾)
記主庭園を見渡せる回廊の一角では、の古代蓮の葉を使ってお酒を飲む 「象鼻杯 (ぞうびはい)」
のコーナーも。
蓮の葉から茎のところに錐で穴を開けて酒を注ぎ、茎に沁み込んだ酒を飲み(吸う)ながら蓮の花を
愛でるという優雅なもの。
茎の部分には何本かの穴が開いているそうですから、ストローで吸う感じでしょうかね。
女性の方も飲んでましたが、昼間っから皆さんお強いですねぇ。
おじさんは生唾だけ ”ゴックン” でした。
2,000年前の古代蓮の葉茎を使うので、一日50名様までだそうです。