鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第556号(2010年1月4日)

☆ 船祝い 腰越漁港 (こしごえぎょこう)

◇ 大漁と海上の安全を祈願する船祝い…

            
          遅くなりましたが、正月4日に腰越漁港で行われた漁師さんの仕事始めである 「船祝い」 を
          見に行って来ました。
          大漁旗を船に張り、大漁と海上の安全を祈願する行事です。
            

   【腰越地区の路面を走る江ノ電】

   【漁業の守り神 小動(こゆるぎ)神社】

   【大漁旗を張った漁船】

   【振る舞いを待つ船主さん】

            
          腰越漁港には7時過ぎ到着。 港内入口では赤い半纏を着たご婦人方が甘酒を振舞われ
          ていました。 一杯戴いて暖まったところで岸壁に向かいます。
          見物客は疎らで、船主さんたちが大漁旗を張ったり、撒き物のみかんや菓子類などを準備
          されていました。

◇ 船上からみかんやお菓子が振舞われ…

           
          8時近くなると、岸壁は大勢の見物客が集まって来ました。
          8時になると合図とともに、入口近くの船から順次みかん投げが始まります。
          お菓子や麺類なども宙を飛びます。 みかん箱で受ける人も数人いましたね。
          鎌倉市長さんも船上からみかんを撒いておられました。
          残念ながら、みかん一個もゲット出来ませんでしたよ。 動作が鈍くなったんでしょうかねぇ。
           

   【みかんやお菓子などが宙を飛びます】

   【相模湾にて】

            
           撒きものが終わると船は相模湾の漁場に向かいます。 今年も池田丸の船長さんのご好意
           で同乗させて頂きました。
           今日は生憎の曇り空で富士山は見られませんでしたね。
            

   【相模湾にて】

   【相模湾にて】

            
          江ノ島沖の漁場に着くと、船長さんが船首付近をお酒で清めてから、大漁と海上の安全を
          祈願してから腰越漁港に戻ります。

   【相模湾にて】

   【甘酒も振舞われました】

            
           港内には既に見物客は無く、海上から帰って来た船が、大漁旗や飾り物を片付けている
           静かな漁港に戻っていました。
           帰りもまた残り少なくなった甘酒を戴いて来ました。 冷え切った体にはとっても美味しく
           暖まりましたね。  「ごっつあんでしたー!」