鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第582号(2010年2月20日)
☆ 腰越~七里ガ浜~稲村ガ崎夕景
前号からの続きです。
江ノ電江の島駅の近く 「備屋」 でランチタイム。 此処のビーフシチュウも美味しかった
ですよ。
暫し休憩の後、腰越 (こしごえ) 駅の近く、源義経ゆかりの寺 「満福寺 (まんぷくじ)」
を覗いてみました。
◇ 義経縁の寺 満福寺 (まんぷくじ)…
本堂の展示室には、弁慶が認めたと言われる 「腰越状」 の下書きや、鎌倉彫の技法で、
義経と静御前の別れの場面を描いた漆画の襖絵があります。
◇ 義経、静御前の別れの場面 襖絵…
吉野山峰の白雪踏みわけて 入りにし人のあとぞ恋しき
静や静しずのおだ巻きくり返し 昔を今になすよしもがな
湘南の風物詩 若布の天日干し…
つぎに、満福寺から直ぐの 「小動 (ゆるぎ)神社」 を覗いてから、久し振りに海伝いに
歩いてみました。
海辺では、湘南の早春の風物詩 「若布の天日干し」 を見ることが出来ました。
採取した若布を一昼夜天日干しにして乾燥若布を作ります。
小動の潮風うけて若布干し (竹内雅子)
◇ 七里ガ浜波打ち際を歩いて…
七里ガ浜の波打ち際を、ビーチコーミングの真似事をしながら稲村ガ崎まで散策。
今日の砂浜は、打ち上げられた物も少ない綺麗な砂浜でしたので、茶碗と皿らしきもの
の欠片3点ゲットでした。
何時頃の物かは、ド素人には分かりませんが、鎌倉時代の器にしておきましょうね。
◇ 久し振りに観る稲村ガ崎からの影富士…
途中でティータイム、再び波打ち際を歩いて 「稲村ガ崎」 へ着く頃には、夕陽が伊豆の
山並みに沈もうとしていました。
七里ガ浜夕日漂ふ波の上
伊豆の山々果し知らずも (西田幾多郎)
日が沈んで暫くすると、それまで全く姿が観えなかった富士山が浮かび上がって来ました。
微かでしたが、久し振りの影富士に感動しました。
週末でテールランプの帯が続く134号線を由比ガ浜方面へ。三浦半島の灯かりを観ながら、
鎌倉駅まで歩く予定でしたが足下も悪く、冷え込んで来た事もあり、長谷駅から江ノ電に乗
り鎌倉駅へ。
小町通りの蕎麦処「峰本」で紫蘇茗荷そばを頂いてから帰路につきました。
おしまい