鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第721号(2011年3月19日)
◇ 花々が疲れた心を癒してくれます 長谷寺 (はせでら)
◇ 春を告げる花々が咲く境内…
前号からの続きです。 花想い地蔵の詩を思い出し、花の多い 「長谷寺」 を目指しました。
久しぶりに、江ノ電も運転されていたので長谷駅まで乗ったが、車内はガラ空き状態でした。
長谷の街中は車も少なく、歩行者も僅かでした。
◇ 青空に映える白木蓮…
長谷寺は花の寺としても知られていますが、境内に一歩踏み入ると、真っ白な木蓮の
花が目を惹きます。 ほかにも、春を告げる花々が咲いています。
水仙・福寿草・木瓜・バイモ・檀香梅・万作・黄梅・団扇の木・山茱萸・深山含笑花・椿…etc
◇ 三椏の花満開…
三椏のはなやぎ咲けるうらゝかな (芝不器男)
◇ 春を告げる花 土佐水木…
◇ ピンクの蕾が可愛い小米桜…
うす色の小ごめ桜に雨ふれば
さゞ波さむし春のみづうみ (太田水穂)
◇ 寒緋桜が見頃…
台風、洪水、地震、津波など自然の猛威に、人間はなす術もありませんね。
自然を侮ってはいけません。 が、自然界はまた、人間に安らぎ、和み、希望や活力を与えてくれます。
被災地の人々は勿論の事、皆さんも大変な局面を迎えています。 日本人は辛抱強い、我慢強い国民です。
偶には、美しく、逞しく咲く花々を眺め、小鳥の囀り、小川のせせらぎ、波の音に耳を傾けては如何でしょうか。
安らぎ、心に余裕が、希望が湧いて来ます。 そして、一日も早く通常の生活に戻れますようがんばりましょう。
「お出でまし鎌倉へ」 どっかで聞いたようなフレーズ…(パクっちゃいましたー) おしまい