鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第839号(2011年9月18日)

◇ 面掛行列 (めんかけぎょうれつ) ① 坂ノ下 / 御霊神社 (ごりょうじんじゃ)

◇ 秋の訪れを告げる風物詩 “ 面掛行列 ” 

            
            遅くなりましたが前号からの続きです。  「御霊神社」 境内で湯花神楽を楽しんだ後は、
            秋の訪れを告げる鎌倉の風物詩 「面掛行列」 のスタートです。
             ※ 以下の写真は9月18日撮影したものです。
            
          参道のお旅所を出発した一行は、力餅家さんの角を右折し、星の井通りを進み 「虚空蔵堂」 の
          先辺りから引き返し、坂ノ下町内を巡ります。
            
          行列奉行を先頭に、天狗の面の猿田彦の神が先導役、二人の獅子頭の後には 「面掛行列」 の
          主役十人衆が、そして神輿の一行と続きます。
           
          十人衆の順番は、爺、鬼、異形、鼻長、烏天狗、翁、火吹男、福禄寿、おかめ、女 (産婆役)  
          今日は、三連休の中日の好天とあって、狭い参道の路地や星の井通りは、大勢の見物客で
          賑わっていました。
           
             左上:鼻長(はななが) 右上:異形 (いぎょう)    左上:福禄寿 (ふくろくじゅ)   
             左下:鬼  (おに)    右下:爺   (じい)      下左:火吹男 (ひふきおとこ)
                                             下中:  翁   (おきな)
                                             下右:天 狗  (てんぐ)
             
            
             行列で人気者は、大きなお腹を抱えたおかめと産婆役の二人。 
             沿道の見物客の女性の中には 「安産祈願」 にと、おかめのお腹を擦っていました。

                                                           つづく