鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第843号(2011年9月24日)
◇ 彼岸花の咲く頃 北鎌倉 / 浄智寺 (じょうちじ)
秋晴れの下、昨日に引き続き、今日も北鎌倉へ足が向いてしまいました。
浄智寺総門前の甘露の井前の池の畔には、玉紫陽花が咲いています。
鎌倉石の石段を上った先には、二層の鐘楼門が在り、鐘楼門脇には薄や萩、鶏頭の
花が咲き、秋の訪れを感じさせてくれます。
書院前庭では、真っ白なジンジャーの花が咲いています。 別名 花縮砂 (はなしゅくしゃ)
◇ 台風15号の爪痕が…
狸塚の在る竹林の奥の山崖からは、先日の台風で木が根こそぎ崩れ落ちていました。
地形的なものもあるのでしょうか。 かなりの強風だったようです。
曇華殿 (どんげでん) 前には銀杏の実が沢山散らばっていました。
◇ 山茱萸の実も真っ赤に熟れて…
浄智寺を出て鎌倉街道を右折、踏切を渡ってほどなく、茅葺屋根の建物の反対側の
路地を入った漢方茶屋 「日々響 (ひびき)」 さんで、早めのランチタイム。
店の玄関前には、山茱萸(さんしゅゆ)の木が、グミの実に似た真っ赤な実を鈴生り
につけています。
鈴なりの朱き山茱萸かざし持ち
里におりくればはや夕ぐれぞ (前川佐美雄)
つづく