鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第923号(2012年2月26日)
◇ 龍を探して 腰越地区 / 本龍寺 ほか
前号からの続きです。 龍口寺から腰越に廻ってみました。
龍口寺に定まった住職が居なかった時代に、片瀬 ・ 腰越地区の八ケ寺の住職が龍口寺を
輪番で守っていたそうです。 明治19年に輪番制は廃止されましたが、その八ケ寺の中の
5寺が腰越駅裏周辺に密集しています。 梅見も兼ねて 「龍」 を探しに歩いてみました。
※ 以下の写真は2月26日撮影したものです。
腰越駅は両端を踏切で挟まれていて短いため、ホームは3両分しかなく、4両編成の時は、
先頭車両は鎌倉方の路地へはみ出して停車するためドアが開きません。
腰越駅で下車される方はご注意くださいね。
踏切を渡って程なく、右側の路地の奥まった所に本成寺が在りますが、外観からは彫り物
などは見当たりませんでした。
◇ 本龍寺 (ほんりゅうじ)
元来た道へ戻り右へ行った突き当りに本龍寺が在ります。 参道には梅の花が咲き始めて
いました。
境内には相当数の小鉢がありましたので、花の時期にまた来てみたいと思います。
本堂の向拝には、金色の眼をした迫力のある黒龍が二体彫られていました。
◇ 勧行寺 (かんぎょうじ)
つぎに少し戻って、左へ入った右側に勧行寺が在ります。 本堂向拝に龍の彫り物がありました。
本堂の天井には、昇り龍、降り龍が描かれてるそうですが、一般公開の時にでも来てみたいです。
◇ 妙典寺 (みょうてんじ) ・ 東漸寺 (とうぜんじ)
勧行寺の直ぐそばに妙典寺が在りますが、外観からは彫り物等は見つからず。
本堂前には黒光のした大黒天像がありました。
東漸寺も外観からは彫り物等は見つかりませんでした。 山門横ではピンクの枝垂れ梅が
ほころび始めていました。 何れのお寺も観光客の姿はなく静かな佇まいでした。
つづく