鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第94号(2007年5月20日)
”紫陽花”開花準備中「海蔵寺」
前号からの続きです
扇ガ谷の住宅街の突き当たりに花の寺として
知られる「海蔵寺」を訪ねました
*以下の写真は5月20日撮影したものです
扇谷山海蔵寺
本尊 薬師如来(別名 啼薬師とも)
境内はこじんまりとしていますがいつ来ても
四季折々の花で彩られています
秋には山門までの石段が萩の花で蔽い被さる
ように埋め尽くされます
本堂裏の禅宗風庭園には立ち入りは出来ませんが
本堂脇から眺めることが出来ます
池の形は「心」という文字を表しているそうです
睡蓮・菖蒲・カラー…などの花々が咲いています
境内に咲く真っ赤な石楠花や濃いピンク色の
松葉牡丹が目を惹きます
ほかにも苧環・雪ノ下・鴨頭草・こでまり・
セッコク…などの花も
参道入口脇には鎌倉十井の一つ「底脱の井」が
あります
「千代能がいただく桶の底脱けて
水たまらねば 月もやどらじ」
無著禅尼の悟り歌より名づくとある
「海蔵寺」の紫陽花の花芽も大分膨らんで
きたようです 紫陽花は多くはないですが
喧騒を離れてのんびりと花々を愛でるには
お薦めのところです