鎌倉好き集まれ!一止散人さんの鎌倉リポート・第15号(2003年6月17日)

鎌倉 青の風景

こぼれあじさい

 鎌倉を象徴するものには、青いものが多いのではないかと、個人的に思っています。海の青、アジサイの青、市の花のリンドウも青、、。ここ2、3回のアジサイ見物と、普段の散歩で見つけた「青」を、少しばかり集めてみました。

 浄智寺・甘露の井横のガクアジサイ。立派な大木で、記念撮影のポイントになっています。普通のアジサイが見頃を迎える今、この木はもう散り始め。細かな花が、ぽろぽろと、雪のように苔むした石段の上に積もっていました。

 
 浄智寺は、アジサイの数では明月院に及ばないものの、訪れる人は多くなく、静かに花見が楽しめます。明月院を見終わった人は、大抵鎌倉街道を下って建長寺を目指すからでしょうか、、?

 山門までの石段脇のアジサイは、他の草と交じりあって、派手さはないけれども昔からそこにあったような自然な趣でした。山門の左にひっそりと咲くアジサイに惹かれて一枚。

雨に打たれて

ちょっとフライング。

 大巧寺の入口を彩るアガパンサス。もう少しで開きそうです。
 
 ギリシャ語のアガペー(愛)とアントス(花)が名前の語源だそうで、随分とロマンチック、、。この花の色は本当に澄んだ青紫、梅雨の鬱陶しさを忘れさせてくれる色です。
 アジサイ色の洋館を一軒。比企谷幼稚園の隣にひっそりと建っています。薄青色に塗られた木の部分と、瓦や壁のグレーのコントラストが渋い!鎌倉の洋館でも、なかなかない色の組み合わせだと思います。
  
 西御門の旧里見弴邸が、照りつける太陽が似合う洋館だとしたら、こちらは雨が似合う洋館。梅雨の雨にかすんで、そのまま別荘時代にタイムスリップ、、そんな幻想を抱かせてくれます。

夏は木が茂って、全体が見えない。