鎌倉好き集まれ!ジオンさんの鎌倉リポート・第20号(2010年3月10日)
大銀杏倒れる!! 【鶴岡八幡宮】
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こんにちは。ジオンです。
3月10日、低気圧の接近により全国的に大荒れの天気が続き、
各地で被害が出ていますが、ここ鎌倉も例外ではありません。
既にTVの報道などでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
八幡様の御神木であり鎌倉の象徴でもある大銀杏が倒れてしまいました。
早朝の早い時間帯に倒木した為、参拝者がおらず負傷者が出なかったのが不幸中の幸いでした。
これがもし昼間の時間帯だったら負傷者ぐらいでは済まなかったかも知れません。
3月10日、低気圧の接近により全国的に大荒れの天気が続き、
各地で被害が出ていますが、ここ鎌倉も例外ではありません。
既にTVの報道などでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
八幡様の御神木であり鎌倉の象徴でもある大銀杏が倒れてしまいました。
早朝の早い時間帯に倒木した為、参拝者がおらず負傷者が出なかったのが不幸中の幸いでした。
これがもし昼間の時間帯だったら負傷者ぐらいでは済まなかったかも知れません。
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夜に撮影した為、この写真では確認できませんが、TVの映像を見る限り、
幹の中心部は空洞化しており、腐っていたようです。
外見は巨木でも、千年もの風雪に耐えていた痛々しさが感じられます。
幹の中心部は空洞化しており、腐っていたようです。
外見は巨木でも、千年もの風雪に耐えていた痛々しさが感じられます。
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大銀杏の最期
参道を進み舞殿左側は、立入禁止の柵で囲われ右側は、本宮に上がる大石段手前から立入禁止です。
当然、大石段も通行止めです。
本宮に上がるには、若宮控室側からか、県道21号線側(鎌倉街道)の裏石段からです。
当然、大石段も通行止めです。
本宮に上がるには、若宮控室側からか、県道21号線側(鎌倉街道)の裏石段からです。
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右の写真は、昨年の秋の例大祭で奉納行事として行われた「デジタル掛け軸」のひとコマです。
本宮がアートとして浮かび上がり、その傍らで大銀杏がどっしりと構えた姿が見られないと思うと残念でなりません。
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本来なら舞殿と大石段の間に大銀杏が高くそびえ立っているのですが、すっかり風景が変わってしまいました。
近くに居た鎌倉在住の外国人でしょうか、寂しそうな声でしきりに「change、change」と、呟いていたのがとても印象的でした。
近くに居た鎌倉在住の外国人でしょうか、寂しそうな声でしきりに「change、change」と、呟いていたのがとても印象的でした。
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何時も、当たり前の様にそこに立ち千年もの間、鎌倉の歴史を見届けて来た大銀杏でしたが、
自然の脅威にはかなわなかった様です。
復元するには不可能と言われていますが、私達の記憶の中では、これからも生き続ける事でしょう。
最後に、「千年もの間、鎌倉を見守り続けて来てご苦労様・・・そして、ありがとう・・・」
そう御参りして家路につきました。・・・
自然の脅威にはかなわなかった様です。
復元するには不可能と言われていますが、私達の記憶の中では、これからも生き続ける事でしょう。
最後に、「千年もの間、鎌倉を見守り続けて来てご苦労様・・・そして、ありがとう・・・」
そう御参りして家路につきました。・・・