鎌倉好き集まれ!ジオンさんの鎌倉リポート・第85号(2011年1月15日)

【左義長神事】

【鶴岡八幡宮】

【神事前の様子】

こんにちは、ジオンです。

今週末は、全国的に冬型の天気に見舞われ、特に日本海側では、大雪の荒れ模様でした。
しかし関東の太平洋側は、風こそ冷たいものの晴天に恵まれ気持ちの良い週末を迎えることが出来ました。
そんな中、八幡様では小正月に当たる15日に「左義長神事」一般的に言われている「どんと焼き」が行なわれました。
地方によっては、呼び名は様々ありますが、その目的は
お正月の注連飾りや門松など当宮に納められたものを積み上げて祭典を執り行い、浄火でお焚きあげをするお祭りです。
お団子や、お餅、みかんなどを一緒に焼いてそれを食べると、一年間無病息災で過ごす事が出来る事や、書き初めを神火で焼て高く上がると、習字が上手になるなど、言われています。
   宮司により祈祷が行なわれ、これより神事が執り行われます。
   これよりお焚き上げが始まります。
八幡様のどんと焼きは、二基のやぐらでお焚き上げをします。
天に向って、煙が高々と昇っていきます。
その様子を、参加した参拝者が見守ります。
「正月飾り」を燃やすという行為から、歳神様を空に送る、つまり神火をもって「正月の神様」を送る(道しるべ)という事のようです。どんど焼きは、夏の盆行事と同様に「送り火」の性格を持っているそうです。

   赤々と燃えています。
   神火に送られ、歳神様も無事に帰られた事でしょう。

   ~おまけ~

   1月16日
   今日の誕生花:スノードロップ
   花 言 葉 :希望、慰め、楽しい予告