鎌倉好き集まれ!JUNEさんの鎌倉リポート・第3号(2004年5月1日)

The reminiscences of spring

お花屋さん

仲の坂のお花屋さん。

お店といっても、Open Airであるがゆえに、
一見ガーデニングのお上手な方のお庭かと見間違うほど。
お寺の少ないエリアにもかかわらず、
大仏ハイキングコースを外れて立ち寄る方、
長谷や笛田にお住まいの方、
鎌倉観光からの帰路の途中に車を止めて…
といったお客さんでお店はにぎやかです。

生花は日々少しずつ、そしてさりげなく、
部屋のTableや玄関に飾りたいものだけに、
少々お値段が気になるところ。
お店のお姉さん曰く「こちらの生花は元気で長持ち。」
しかも嬉しいことに安価というおまけ付き。

鎌倉西口を出て紀伊国屋へ続く道を直進。
市役所辺りからちょっと上り坂で辛いのですが、あともう少しがんばって!
お店は3つ目のトンネルを抜け右カーブした辺り、道沿い左手にあります。

もうすぐ母の日。
お母さんの大好きな色でミニブーケをアレンジしてみては?

お花屋さんにて-1

お店のお姉さんが、他のお客さんの応対をしている間に。
さてさて、今日はどんなお花にしようかな。
しばらくお店(お庭)をウロウロしていると、
陽だまりの一角にケマンソウを見つけて、ついうっとり。
いつのまにか秘密の花園に迷い込んだような錯覚に・・・。

やわらかな日差しをうけて、もも色の幻想へ。


真紅のカーネーションもいいけど、
ピュアで清らかなマーガレットもいいなぁ。
と、ふと突然に
白井貴子さん(musician)の歌う
「野生のマーガレット」を思い出した。

なんだか元気がでてきたぞ。

お花屋さんにて-2

佐助より裏道を抜けて図書館へ。
切り立った岩の岸壁に沿って続く路地。
時折さぁーっと涼風が吹きぬけ、
まるで切り通しのような雰囲気。

躑躅は遠くから眺めてよし。
四方へ伸びやかに広がる見事なグラデーション。

鎌倉大谷記念美術館

佐助界隈

図書館からの帰り道。

なんと「藤棚」ならぬ「藤の生垣」。
行き交う人々、みな立ち止って感嘆の溜息。

住人の方のお手入れもさることながら、
こうも見事に成長するのに、幾年月が経ったのでしょう。

喫茶「みのわ」付近にて。
小腹がすいたので、こちらで葛きりをいただいて帰りましょう。
たまに難しい本を読んだりすると、甘いものが欲しくなります。
これって「言い訳」…かしら?