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JUNEさんの鎌倉リポート No.36(2004年12月25日) |

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 雪ノ下カトリック教会
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東京駅から横須賀線に乗り込むや、あれやこれやと考える。 陽だまりのBox席で、ガタンゴトンと心地よい揺れを感じながら 一紙片の《贈り物List》とにらめっこ。 この瞬間が、やっぱり一番楽しい。
わぁ〜、嬉しい〜♪ と素直に喜ばれるもの。 こりゃまた!スゴイ!! とビックリ仰天されるもの。 げげっ〜!? 何これ〜? と思わず苦笑いされそうなもの。
列車がトンネルを抜け、見慣れた冬枯れ模様に心が和む。 ようやく帰ってきた。 「ただいま。」 降り立った駅舎のホームで、大きく深呼吸する。
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格子縞の半纏を羽織り、猫を膝に乗せ、炬燵で熱燗・・・ と、お決まりスタイルの父さんには、もちろん《地酒》。
創業1900年の三河屋さん。 伝統的な出桁造りの店構えは、段葛のシンボル的存在。 複雑に重なり合う屋根と長大な差鴨居が重厚な雰囲気。 なんと、敷地の奥には、 蔵や運搬用のトロッコも残されているというから驚く。
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 三河屋本店
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 味くら
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この時ばかりと頭に手拭い、ハタキを手にして、 大晦日まで、家中の埃払いに奮闘する母さん。
「ちょっと、ここらで小休止しようよ。」 縁側に座布団を敷き、煎茶を入れて、はいどうぞ・・・ とそんな時、お茶請けに《地ごぼうの醤油漬》はどうかな? きっと、嬉し恥ずかし昔話に花が咲くかも♪。
漬物屋の店先。 クルクルと風に揺れる郷土玩具のモビール。 茶目っけたっぷりに、色彩豊かな妖精たち、 ワイワイ賑やかに井戸端会議の真っ最中。
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この秋、都心の新居に引っ越したばかりの妹には、 チェコ製の《木製人形》。 居間の窓辺に飾っても、台所のカウンターに置くもよし。
クマ、アヒル、カエル、ミツバチ、テントウムシ…etc. いくつか手に取ってみたら、なんて賑やかなこと! あれもこれもと選んでいたら、つい自分のぶんまで…!?
若宮大路に異色の輸入雑貨屋さん。 B1Fへ続くChicな階段とArtisticな立看板が目印。
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 MARQUIS
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 Christmas in 社頭
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離れ離れに暮らす家族が、揃い集うこの季節。 新しい家族ができても、 遠い街に住むようになっても、 やっぱりこうしてみんなに会えるっていいな。
帰る故郷がある。帰る家がある。 「おかえり」と迎えてくれる家族がいる。
今年も一年、ありがとう。
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