鎌倉好き集まれ!JUNEさんの鎌倉リポート・第57号(2005年7月19日)

Out of the rainy season

  
  
   
  
  梅雨明け。
  瞬く間に ざわめきの夏。
  
  
  
   日傘越し 淡き夢見つ 微睡みに
 
 
  
  
   
    擬宝珠
    その花言葉は 《静かなひと》。
    ややひかえめに、ほんのりうつむいて。
    
    
    
      涼招く 土籠の窟 葱坊主
   
   

ギボウシのなかま

半夏生

  
  
  
  
  半夏生の頃、
  三枚の葉の付け根部分だけ白くなるという三白草。
 
 
  夏空の喧騒と共に、その白い化粧は色褪せ
  やがて、緑一色に。
  
   
   
   
   
    境内に舞う 白い蝶の群れ。
    南からの潮風にもてふてふと。
    
   
   
     紅白の 叢戯れて 夏遊び

ヒメヒオウギズイセンと

光則寺 本堂

  
  
  
    さてさて、
    今年はどんな夏に。
   
   
   
     香煙に 溶け合いながら 蝉時雨