鎌倉好き集まれ!JUNEさんの鎌倉リポート・第7号(2004年6月4日)
Going through the bustle
カラフルな傘の花が、
クルクルと舞う季節がやってくる。
修学旅行や紫陽花見物の雑踏を離れ
長谷から細い脇道に入る。
ここに立つ時はいつも、
つい時を忘れてしまいそうになる。
ふと気が付いたら、
何枚も何枚も同じアングルで写真を撮っている。
そのぐらい、とびっきり好きな場所。
カンカンカン・・・
優しい音に誘われて。
クルクルと舞う季節がやってくる。
修学旅行や紫陽花見物の雑踏を離れ
長谷から細い脇道に入る。
ここに立つ時はいつも、
つい時を忘れてしまいそうになる。
ふと気が付いたら、
何枚も何枚も同じアングルで写真を撮っている。
そのぐらい、とびっきり好きな場所。
カンカンカン・・・
優しい音に誘われて。
雑木に囲まれひっそりと佇む神社。
ちょっぴり退屈そうに
蹴鞠と戯れる狛犬がひとりぼっち。
只今、目をつぶって午前睡。
どんな夢を見てるのかな。
起こさないように
忍び足で近寄って
閉じた瞼にそっと触れてみた。
ちょっぴり退屈そうに
蹴鞠と戯れる狛犬がひとりぼっち。
只今、目をつぶって午前睡。
どんな夢を見てるのかな。
起こさないように
忍び足で近寄って
閉じた瞼にそっと触れてみた。
境内を一巡り。
社裏の切りたつ崖に、生い茂るシダと笹の葉。
その隙間を埋めるように
白い花火がポンとあがる。
白く清らかな紫陽花を見ていたら
昔懐かし、金平糖を思い出した。
駄菓子屋の店先。
おばあちゃんに駄々をこねて
買ってもらったときの嬉しさったら。
中でも赤色と青色の粒は宝物。
大事に最後まで残しておいたけれど、
ついにはベタベタになって溶けちゃった。
社裏の切りたつ崖に、生い茂るシダと笹の葉。
その隙間を埋めるように
白い花火がポンとあがる。
白く清らかな紫陽花を見ていたら
昔懐かし、金平糖を思い出した。
駄菓子屋の店先。
おばあちゃんに駄々をこねて
買ってもらったときの嬉しさったら。
中でも赤色と青色の粒は宝物。
大事に最後まで残しておいたけれど、
ついにはベタベタになって溶けちゃった。
天に向かって豪快に花開くその姿は
湧き立つ夏の雲のよう。
水平線と入道雲
砂浜とビーチパラソル
ラムネの瓶と氷いちご
迫り来る夏を想う。
湧き立つ夏の雲のよう。
水平線と入道雲
砂浜とビーチパラソル
ラムネの瓶と氷いちご
迫り来る夏を想う。
帰り際、
裏駅の角を曲がり居食家「灯り」に立ち寄る。
ここはかつて朝日新聞の営業所だったんですよと
気さくな店員さんとおしゃべり・・・
つい長居をしてしまう。
菜の花を絡めた和風クリームパスタ。
まぶした鰹節が蒸気でゆらゆら泳いでいる。
あら、こんなところにも。
テーブルの片隅に小さな紫陽花の一輪挿し。
ほんのり淡くさりげなく。
瑞々しく潤う季節を愛おしく思う。
裏駅の角を曲がり居食家「灯り」に立ち寄る。
ここはかつて朝日新聞の営業所だったんですよと
気さくな店員さんとおしゃべり・・・
つい長居をしてしまう。
菜の花を絡めた和風クリームパスタ。
まぶした鰹節が蒸気でゆらゆら泳いでいる。
あら、こんなところにも。
テーブルの片隅に小さな紫陽花の一輪挿し。
ほんのり淡くさりげなく。
瑞々しく潤う季節を愛おしく思う。