鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第244号(2007年5月1日)

幻の大仏

先日潮の引いた砂浜に大きな大仏像が

描かれていました。4m×3mの大きな

絵でした。その場所は潮が満ちてきた

ら消えてしまう部分なんです。

大きいので顔だけを撮ってみました。

湿った砂を浅く線を描く箇所、深く描いて

盛り上がった砂を活かして描く箇所

そして足跡もなく、なかなかの達人のようです。
ためらいもなく一気にかきあげて

いるようです。
大仏の眼がいまにも開きそうです。
潮が満ちてきたら波に消されてしまう

この絵、一体誰が描いたのでしょうか?

正に幻の大仏像です。

何度も見て目に焼きつけておきたいもの

です。
大仏像の隣には天女の絵が描かれ

ていました。 海藻がかんざしの

ようです。
 坂の下海岸でしたから、大仏を拝顔したあとに

 ここで一気に描かれたようです。

 正に一期一会とはこのことですね。