鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第312号(2007年12月21日)

青磁片など

 鎌倉の海は不思議な海

 どうして今も昔の遺物を打ち上げているのか?

 海のどこに数百年も納めていたのか?

 まるで昨日割れたかのように保存状態もいい。
 青磁は鎌倉時代に宗の青磁が輸入されていた。

 福岡で日本の船に載替えられて鎌倉の港(和賀江嶋)へ

 遠路はるばる届いたもの。

 
 青磁に詳しい高山さんによると海からの青磁は、

 土の色、釉薬の内側/外側の厚みなどいろいろ

 情報が満載だそうだ。

 
 今日も約700年前の青磁が幾つか拾えた。

 他の海岸では滅多に拾えない青磁、美術館の職員も

 拾いに行くなら鎌倉へと言い伝えられている。
 こうして土の色、釉薬の厚みを確認

 できる青磁。 土は黒っぽいのが特徴

 のようである。