鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第325号(2008年1月17日)

最大サイズのサザエとハマグリ

 鎌倉の豊かな海は多くの生き物を育んでいる。

 鎌倉の豊かな森から流れ出る水は栄養が豊富

 だからだ。 プランクトンを育て、海藻を生育

 し、海藻を食べる貝などが大きく育っている。
 16日に大きなサザエの殻を拾った。

 殻の内部の真珠層も古くなっているので

 現世のサザエではないようだ。

 大きさは 殻長が14.9センチ 開口部 

 6.3センチとこれまでの最大サイズである。

 
 一般にサザエは13センチと記載されている。

 伊豆あたりの最大サイズは15センチを超えた

 ものもあるが異例中の異例である。

 今回 鎌倉でも15センチサイズのサザエが生息

 していたことがこれで分かった。
 殻は一部こうして割れていたが厚みもあって

 ずしりと重い。 重さ450グラムもあった。

 私の持っているサザエで二番目に大きいものは

 殻長 14.6センチで270グラムである。

 殻に厚みがあるのは年令が高いことである。
 
 貴重なサザエが拾えたのがうれしい。
 12日に拾ったチョウセンハマグリも

 大きなサイズで殻長 10.7センチ、幅

 8.3センチの大物であった。このハマグリ

 でも10センチを超えるのはまれである。

 大きなサイズの貝が拾えるのは鎌倉の豊かな

 海の証明でもある。