鎌倉好き集まれ!果羊さんの鎌倉リポート・第10号(2006年11月6日)

柿食へば・・・

浄智寺にて

前回のリポート、第9号の続きです。

一部色づき始めた葉もあるものの
まだ全体的に青々としている鎌倉の紅葉。

紅葉の楽しみはもう少し先、ということで
浄智寺の柿の実を愛でに足を運んでみましょうか。



・・・うーん、ちょっと遠かったですね^_^;
もう少し近づいてみることにします。
木の下に立って、見上げてみたらどんな感じかな?
枝もたわわに実っていますね。

ここは撮影スポットのひとつなので
カメラを熱心に向ける人が多かったです。

「柿食えば~鐘が鳴るなり・・・」
誰か言い出すんじゃないかなぁ、と思っていたら(笑)
「ありゃあ、法隆寺だっけか?」
はい、その通りですよー。おじさん。

―かぶりつく熟柿や鬚を汚しけり―(正岡子規)

でもこの柿は、渋柿のようですね。

ずっしりと重たそう

明月院にて

場所が変わって。
前号のリポートで、真っ青な
アサガオが咲いていた明月院です。
今回は写真を載せますね。

明月院の楓の葉も、こんな感じに青々と。
でも青い楓は爽やかな雰囲気ですね。
これはこれで、とても好きかもしれないなぁ、と。
建長寺の「宝物風入れ」も見てきましたよ。
時間帯が昼頃だったせいか、境内はかなりの人出。

円覚寺ではどこか厳しい、凛とした空気が漂っていましたが
建長寺のほうはわりと、くだけた雰囲気だった気がします。
それが個人的に、ちょっと面白いなぁと感じたことです。

円覚寺さん、建長寺さん。
この度は大変貴重なものを見せていただきまして
ありがとうございました。

建長寺にて…人・人・人

鎌倉五山さんでランチタイム

建長寺といえば、けんちん汁。

見てください、この具だくさん!
前から食してみたかったんですよね。

まさに一汁一菜というような、ヘルシーなご飯。
おかずがてんこ盛り!の食事よりも
こういったものをいただく時の方が
食べ物に対するありがたみを強く感じるようです。

不思議なものですね。