鎌倉好き集まれ!KIさんの鎌倉リポート・第144号(2009年1月25日)

しどろもどろ

KIです。

さて,前々回と前回のレポートで,1月25日,日曜日の朝と夜の由比ガ浜の光景をご紹介いたしました。

そして,今回は同じ1月25日の日中,鎌倉を散策して撮った写真をご紹介します。

まずは,長谷から。あけもどろの華咲き終わった朝の由比ガ浜(坂ノ下海岸)を後にして,江ノ電長谷駅のある界隈へ。

【朝8時半,長谷界隈からスタート】

朝9時前,いつも混んでいる長谷寺もこの時間帯は静か。

新鮮な朝の境内でした。

コイの放生池にはもう白梅の花びらが散っていました。
長谷駅から江ノ電に乗って,鎌倉駅へ。

御成の商店街のとある店で朝食をとりました。

そして,若宮大路を北へ,鶴岡八幡宮の前を右に折れて金沢街道へ。

10時30分,長距離を歩いて荏柄天神社に着いたときには,境内は大変な人出にビックリ。

なんでも筆供養の神事だったのだそうです。

人垣の後ろのほうからカメラだけを持ち上げて撮ったら,上の写真のようなのが写っていました。

※なお,写真は神社より了解を得て,レポート掲載しています。
大混雑の荏柄天神社を後にして,鶴岡八幡宮へと歩きました。

そして,弁財天。

レポート141号の最後で紹介した,金沢八景の琵琶島弁財天様と,ここと江ノ島の弁財天様を結ぶとちょうど北東から南西に一直線になるのかな?

まさに鬼門と裏鬼門。

「さあ,次はどこ行こうか?」

「えびす様が終わった本覚寺ってどんなだろう」

・・・ということで若宮大路を南へ下ってやってきました本覚寺。

たくさんだった提灯もなくなって静かでした。

「さすがに歩き疲れたね。」

「お昼にしましょーねぇ。」

その本覚寺の山門前にある茶屋で色々なおにぎりを食べました。

さて,今度はまた若宮大路を北に引き返して,鶴岡八幡宮も通過。

さらに北へ,巨福呂坂も通り過ぎてキタカマエリアにやってきました。

そして,東慶寺。

紅梅や朱色の梅のような花がちらほら咲いているけれど,梅の見ごろにはまだまだこれからといった感じ。

東慶寺,浄智寺,明月院とまわれば,もう午後3時半。

「今日は海の夕日がすごくいいじゃないかな。そろそろ行かないとサンセットタイムまでもうすぐだよ。」

「だいぶ歩いたし疲れたから電車を乗りついで行こっか?」

「え~,電車を待つのも乗り換えるのもめんどくさいから,ここから歩いて行こうよ」

「それもそうだね,さすがは奥さん!」

・・・ってことで,北鎌倉駅前から約7キロの道のりを海辺まで,延々と歩いて1時間あまり。


やってきました稲村ガ崎。

「うわ~,山際に沈む夕日がすごいぃ~。」

「歩いてよかった!ちょうどいい時間だったじゃん。もし電車に乗って来たら早く着きすぎて,夕日の時刻まで待たんといけなかったしさ。」

「であるね^^」

そして,朝8時から夕5時まで,1日がかりで,延べ20キロメートル以上を歩いた自分と奥さんの足はどうだったかというと・・・そりゃもう,

しどろもどろ

海浜公園から稲村ガ崎に夕日が岩壁に隠れるのを見届けました。

そして,一路,あけもどろを楽しんだ由比ガ浜へ,しどろもどろの足でさらに歩いて向かい,

暮れもどろの由比ガ浜を鑑賞した後,さらにしどろもどろになった足を引きずって,長谷駅から江ノ電に転がり込んだのでした。

翌1月26日の月曜日の朝,ロボットのような足取りで出勤していく奥さんと自分の姿がご近所さんに目撃されたかもしれませんね。





・記事セットアップ:2009年1月30日

【午後5時,稲村ガ崎にて】