トップ鎌倉好き集まれ!KIさんトップ 第79号 


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KIさんの鎌倉リポート No.79(2008年2月28日)


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長谷のなごみ地蔵さま

早春にぎわう長谷寺



長谷寺の山門,ここも白梅が見ごろを迎えていました

2月17日の午後,沖縄からの友人Sさんを鎌倉駅から見送った後,ひとり江ノ電に乗って長谷に向かいました。

曇天の空がなんとなく沈滞気味な気分を助長します。

行くたびにいつも賑わっている長谷寺では白梅が咲いていました。当日の午前中に訪れた荏柄天神社に比べてやや開花が遅れている気がしましたが,それでもモノトーンな冬の境内に白い群雲のように浮かぶ花々が,訪れる人々を楽しませていました。

この長谷寺も高台に本堂があり,境内が鶴岡八幡宮と同様,階段を挟んだ上下構造になっています。下境内の池を飾る白梅の木を横目に,階段を上りました。




下境内が「池と白梅」なら上境内では「白梅と仏像」といったところでしょうか。

お腹すいたなぁ〜

そういえば昼食をとるのを忘れていました。経堂の向かい側にある食堂に入りました。鎌倉でも随一といわれる見晴台と同様,食堂の窓からも鎌倉の海と山に囲まれた街が一望できます。
 材木座から稲村ガ崎付近まで,弓なりに広がる由比ガ浜は曇天のパノラマ。水墨画のような海と浜を眺めながら,ひとり古代米のお粥をすすればまさに修行僧気分!?
・・・なわけないですよねぇ(-_-)

ともあれ,午後からの分厚い雲は依然,鎌倉上空を灰色に覆い尽たまま。

ちゃーすがやー,これじゃあ七里ガ浜の夕日を写メールする約束が果たせないさぁ〜

食事を終え,お腹は満たされても,灰色の空にどうもテンション下降気味・・・

なごみ地蔵さま,いろいろ



大きななごみ地蔵さま
再び下境内に降りたときに出会ったのが,このニコニコ顔。そう,なごみ地蔵さまですね。

大きいなぁ

自分は,3体が一組(三位一体)になった30センチほどの小さななごみ地蔵さまが長谷寺にいくつかあるのは知っていましたが,この1メートル大の大きなお地蔵さまの存在は今回初めて気付いたのです。





「この大きななごみ地蔵は半年前に出来たんですよ」

通りがかった職員の方に教えてもらいました。ちなみに三位一体の小さななごみ地蔵が置かれたのは1年ほど前。境内に3箇所あるそうです。

下境内の写経堂のすぐそばに佇む,大きななごみ地蔵さま,行く人の目を結構惹きつけていて,記念撮影する人も後をたたず大変な人気ぶり。




このニコニコ顔を拝めばいいことあるかも^^
いい顔してるなぁ・・・
癒しキャラだよね・・・
カワイイ・・・

いろいろな声が漏れ聞こえてきますねぇ。

ホント,石のお地蔵さんなのに不思議ですねぇ。

自分も先ほどまでの沈滞気味な気分もいつの間にか消えてしまいました。



三人寄れば・・・
最後に上境内への階段の途中にある三位一体のなごみ地蔵様を境内をバックに撮りました。
 
今や,なごみ地蔵様は,ご本尊,千手観音様と並んで,長谷寺の目玉になっているようですね。

いつの間にか,分厚く上空を包んでいた雲も途切れ途切れになり青空がそこここに覗いていました。

これは期待できるかも

長谷寺を後にし,江ノ電で七里ガ浜へと向かう足取りにも自然と力が入ります。

沖縄と鎌倉を結ぶ写メール



人が集う七里ガ浜のサンセット(2月17日午後5時半,KI撮影)


那覇空港上空,群雲と夕日のコラボレーション(2月17日午後6時半,Sさん撮影)

午後5時,七里ヶ浜駅。
電車を降りて行合橋。雲の間からオレンジの陽射しが江ノ島と海を照らしていました(上段写真)。

よかったぁ〜

久しぶりに訪れた夕方の七里ガ浜。ほとんどあきらめていただけに感慨もひとしおでした。
 今頃は日向灘か屋久島上空を飛んでいるだろう,Sさんに早速,写メールしました。
 
ところ変わって夜の江ノ島。午後6時半,夕食中に写メールの着信。Sさんから那覇空港のサンセットが届きました(下段写真)。

‘那覇に着くとケータイの中に鎌倉の夕焼けの海が入っていました。今撮れたての沖縄の夕焼けを鎌倉に贈ります’
とSさんからのメッセージ。この日の沖縄も悪天候だったそうで正直,夕日は無理だろうと思っていたそうです。ところが運よく夕暮れ時に雲の切れ目に差し掛かって・・・

長谷寺のなごみ地蔵さまが雲を払いのけてくれたのでしょうか・・・

まあ,そういうことにしておきましょーねー^^ お互い約束が果たせて何よりでした。
 
太平洋を隔ててはるか1500キロも離れている沖縄鎌倉

それぞれのサンセットが広大な海原を越えて互いに行き来した,早春の夕暮れのひと時でした。

長谷のなごみ地蔵さま,なごむような夕日をありがとう −完−
                         





(追伸)
このたびのレポートですが,Sさんご本人の了解を得て執筆していることを申し添えます。


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