鎌倉好き集まれ!クニケンさんの鎌倉リポート・第4号(2002年10月20日)
秋の気配の鎌倉(II)
この枯葉は浄妙寺の枯葉、私が鎌倉に来るようになって一番好きな場所の一つが報国寺です。その竹の寺報国寺の向かい側にあるのが浄妙寺です。浄明寺はすごくきれいな形の寺で屋根の稜線がすごくきれいな流れでいつ見ても美しいところです。その寺の裏にここは名所が二つあります。
浄妙寺の裏手にあるのがこの喜泉庵です、ここは枯山水を望みながらお茶をいただくことの出来る茶室ですごく雰囲気のある場所です。ここは境内の裏手に回ると誰でもが見れる位置にあるので、お茶をいただいているところが見えてしまうのがちょっと・・・。それでも枯山水の雰囲気やその周りのコケ生した感じも落ちついています。向かいの報国寺で竹を見ながらお茶をいただくか、浄明寺で枯山水を見ながらいただくか?サー君ならどっち!
浄明寺の茶室の裏手を少し登ったところにあるのがこの石窯ガーデンテラスです。ここは女性が来れば『かわいー』と叫びたくなる外観、中に入るとさらに女性好みのつくりの店内、落ち着いた色調、大きな窓の外に広がるテラス・・・。天気の良い日はこのテラスで食事をいただくと気持ちが良い事間違いありません。私もこの写真のような食事を食べたんですが、パンはとても美味しかったです。女性ならちょうど良い量かもしれませんが男の私にはちょっと少なかったかな・・・。
ここは鎌倉宮から瑞泉寺に行く途中にあります。浄妙寺からバス通りを鎌倉駅に向かって歩き鎌倉女子大の先の路地を右に入って鎌倉宮を通り、瑞泉寺に向かうとテニスコートがあります。いつも鎌倉婦人が華麗な?ラケット裁きで良い汗をかいている脇を歩いていくと左手にススキの原っぱが現れます。昨年来たときはちょうどススキを刈っているところでした。ぜひ一面にススキが穂をなびかせている所が見るぞと決めていました。午後の陽射しを浴びてキラキラと光るススキの穂はとてもきれいでした。ここは有名な場所らしく、柵の外で撮影していた私に近所のおじさんが『そこの柵の鍵はかかってないから中には入れるよ、みんな中で写真とっているよ』と教えてくれました。このススキが見られて今回の鎌倉散策は大成功!