鎌倉好き集まれ!もくれんさんの鎌倉リポート・第11号(2003年1月6日)

銭洗い弁天様の初詣

毎年 我が家では初詣は銭洗い弁天へ行くことに決めています。
以前は、やはり鶴岡八幡様へ行っていたのですが、あまりの混雑で八幡様はゆっくりと空いてから行くことにしました。
いくら「八幡様は逃げません」って言われても、縄を張って人員整理の中、待っているのが辛くなって、あまり沢山の人では神様も覚えきれないといけないので、空いているところはどこか無いかなと探して、ハイキングがてらちょうど良いのが銭洗い弁天だったのです。
北鎌倉で降りて、浄智寺の横から葛原ヶ岡を通って降りていきます。
ハイキングコースのなかでは、よくかわいいリスに出会います。今年はいなかったけど。
境内には大きな洞窟があり、ここに湧く霊水でお金を洗い、心を清めれば何倍にもなって返ってくると伝えられているとか。
源頼朝が貧困にあえぐ庶民の救済を祈願したところ、宇賀福神からのお告げがあってこの地に建てたと伝わっている神社。

善男善女? 欲ふか男女? みんな揃ってお金を洗います。わたしはお財布ごと洗いましたが、
洗ったお金は、その日のうちに使ったほうがいいんだって・・・。
どうしよう・・・(・o・)
お金を洗ったあと、濡れてしまったお札を乾かします。

う~んと増えて くれますように。(*^_^*)
蝋梅

今の季節 あまり花が無いけれど、蝋梅が綺麗に満開でした。寒空のなか 一足早く咲く金色に輝くこの蝋梅はお正月を祝ってくれているかのように、鎌倉のまちに似合っていました。
この蝋梅は江戸時代の初めに渡来したもの。

あと山茶花がいっぱい咲いていましたよ。
さざんか(山茶花)   花言葉 ; 理想の恋、ひかえめな心

    少年は もみじのように 
    はかない手をしておりました

    通りすがりの恋人たち
    「ひとりきりでは冷たいだろう 
     さあ この手袋をあげるよ」
    そういって 大きな手袋を与えると
    「ぼくたちは手を握っていればいい」
    顔を見合わせ 微笑むのでした

    さざんかの道で 少年は
    いつまでもふたりを見つめていました      道行めぐ