鎌倉好き集まれ!もくれんさんの鎌倉リポート・第30号(2003年9月6日)

秋の気配が   鎌倉へのハイキングコース

オオバコ

夏があったかどうか分からないうちに、もう秋の気配です。鎌倉へのハイキングコースにも道々に もう秋の野草が可愛く咲いていました。野草のアップでまた再発見です。

オオバコ  【大葉子】  オオバコ科 オオバコ属

人が踏みつけるような道端に多い多年草。漢名は車前(しゃぜん)で、これは車の通る道によく生えることによる。
和名は葉がおおきいことから。
種子は車前子と呼び薬用になる。

オオバコの花にはじめて注目しました。今まで咲いていても気が付かなかったくらい地~味に咲いていました。

ノアザミ 【野薊】   キク科 アザミ属

花言葉 ; 復習・人間嫌い・独立・厳格

【エピソードといわれ】

西洋で「祝福されたアザミ」と呼ばれている品種は、聖母がキリストの処刑された十字架の釘を取って地面に埋めたところから生えてきたといわれています。

アザミの花の中心と、花弁の先がこんなになっていました。

ノアザミ

ママコノシリヌグイ


ママコノシリヌグイ 【継子の尻拭い】 タデ科 タデ属

逆向きの刺があり、継子(自分の腹をいためた子ではない)のお尻をこの逆向きの刺のある茎で拭くと痛いから、継子いじめのこと。

一昔前までは、こんなのでお尻を拭くという風習があったのですね。それにしてもアップにすればこんなに可愛い花なのに、いじめの対象にされるなんて・・・

ゲンノショウコ     フウロソウ科 フウロソウ属

現ノ証拠の意味で、飲むとすぐに薬効が現れることにより、この名がある。民間でよく使われた薬草。
山野の道端などによく咲いていて、5弁花は紅紫色(写真右下)、淡紅色、白色(写真)がある。

蒴果の形からミコシグサの別名もある。

ゲンノショウコ

クモ


蜘蛛が ちょうど写真と同じくらいの大きさでした。
蜘蛛の仲間はあまり見分けがつきませんが、いままで出会ったクモの中で、一番大きくてすごく鮮やかな色をした立派なクモでした。きっとオスなのでしょうね。

クモ、蜘蛛、雲と声をだして言ってみると、不思議なことにイントネーション? 抑揚?が一緒なんですね。例えば橋や箸とか飴と雨など全然発音が違っていて聞いただけで判るのに、蜘蛛、雲は同じで聞いただけでは分別がつきません。(変なこと発見したでしょ)