鎌倉好き集まれ!もくれんさんの鎌倉リポート・第37号(2004年1月23日)
冬枯れのハイキングコースは今・・・
冬枯れのこの時期 ハイキングコースを歩くと、とっても見晴らしが良いのです。ほとんどの落葉樹が落ちて、樹木は幹だけで遠くまで見渡せます。葉が茂っていた間は見えなかった下界が遠くまで良く見えます。冬枯れの中、綺麗に実をつけて目を楽しませてくれる植物を集めてみました。
マユミ 【真弓】 ニシキギ科
むかしこの木で弓を作ったので、この名がある。
ハイキングコースを歩いていると、「あっ!さくら??」とピンクに染まった木があります。近づいてみるとこんなに可愛い実が沢山まるで花のように鮮やかに冬枯れの山を彩ってくれていました。
マユミ 【真弓】 ニシキギ科
むかしこの木で弓を作ったので、この名がある。
ハイキングコースを歩いていると、「あっ!さくら??」とピンクに染まった木があります。近づいてみるとこんなに可愛い実が沢山まるで花のように鮮やかに冬枯れの山を彩ってくれていました。
マサキ 【柾】 ニシキギ科
マユミと同じニシキギ科なので、アップにすると良く似ています。
海岸の近くに生える常緑小高木。刈り込みによく耐え、丈夫なので、生け垣によく利用されている。稲村ガ崎にも沢山生えていました。
純白と
ゆうやけ色の冬がきて
こごえながら
日々がすぎてゆく
堀 明子
マユミと同じニシキギ科なので、アップにすると良く似ています。
海岸の近くに生える常緑小高木。刈り込みによく耐え、丈夫なので、生け垣によく利用されている。稲村ガ崎にも沢山生えていました。
純白と
ゆうやけ色の冬がきて
こごえながら
日々がすぎてゆく
堀 明子
ジャノヒゲ 【蛇の髭】 ユリ科 ジャノヒゲ属
リュウノヒゲとも呼ぶ。細い葉を蛇や龍のヒゲに見立てたもの。山野の林内にふつうに生えている常緑の多年草。
目を上のほうから、下に移してみると、細長い葉がこんもりと生えているのがジャノヒゲです。
葉っぱの中をまさぐると、こんな綺麗な宝石のような実が隠れています。なんか美しさにうっとりとして、「指輪にしたい」と持って帰りたいと思えるほどです。
キチジョウソウ 【吉祥草】 ユリ科 キチジョウソウ属
この花が咲くと吉事があるという言い伝えからこの名がある。暖地の林のなかに生える常緑の多年草。
ジャノヒゲよりすこし葉が太い。写真ではジャノヒゲの実がアップに撮って大きくみえますが、実の大きさは同じくらいです。ジャノヒゲと同じく葉っぱに隠れて実はなかなか見つからない。この小豆色の実を見つけると、幸せになると言われていているので、見つけるとなんか幸せを見つけたようで嬉しくなる。
ヤブラン 【藪蘭】 ユリ科 ヤブラン属
林の下などに生える常緑の多年草。丈夫でよく茂るので庭や公園のグランドカバーとしてよく植えられている。花は紫色で上に大きく伸びているので、実も目立って上に伸びていて、ジャノヒゲ、キチジョウソウの実は探さないと見つからないが、ヤブランよく目立つ。黒光りして美味しそうだし目立つがいつまでも残っているので、鳥たちにとって美味しくないのかもしれない。