鎌倉好き集まれ!女将さんの鎌倉リポート・第4号(2006年1月21日)

鎌倉の雪景色 その1

雪が降ると鎌倉はカメラマンの方で賑わいます。

積もるほどの「雪」というのも最近は少なくなってきているので、やはりこの日を見逃すわけにはいきませんよね。

・・・という訳で私もカメラを手に出かけてみました。

鎌倉に越してきて10年になりますが、雪の日の大仏様は初めて。

頭に積もる雪も払うことも出来ずにじっと佇んでいらっしゃいます。

そっと傘をさしのべてあげたいのですが・・・
いかばかりの大きさの傘が必要なんでしょうか?

積もる雪にもじっと耐え

冷えた体にはこれこれ

寒さにじっと耐えているかの如くお座りになっていらっしゃるお姿を見ると、やはり露座はお気の毒ですね。

生身の人間は・・・

この招き旗に吸い寄せられるように、境内にある茶屋でもちろん「甘酒」で暖をとることにしましょうか♪
大仏様のいらっしゃる「長谷」は「海」が近いのも魅力の一つです。

大仏(高徳院)を出て真っ直ぐに歩き、江ノ電の長谷駅の踏切を渡り、突き当たりを左折すれば・・・ほ~ら「海」が目の前に♪

信号を渡って海岸に降りていくと、小さい漁船が並んでいます。
ここは「坂の下海岸」。そして由比ヶ浜・材木座海岸と続きます。


「ふふっ」・・のっぺりした「雪だるま」が、晴れれば溶けてしまう我が身の運命を知らずしてか恨めしそうに空を見上げています♪

こんな雪の降る日の由比ヶ浜海岸は、雪だるまを作る父子と大喜びで飛び回るワンコ、寒さで膨らんでじっとしているカラスがいるだけ。

波は雪が降っているのもお構いなく、穏やかに寄せては返し寄せては返し・・・

空を見上げて「何思う?」