鎌倉好き集まれ!鴎渚さんの鎌倉リポート・第6号(2005年12月11日)

12月10日 建長寺・半僧坊

建長寺法堂脇

鎌倉スナッパー*の鴎渚です。(笑)

昨日の続きなのですが、少し反省して作文してみました。

建長寺は母校が近いので
円覚寺と共によくお邪魔するお寺です。体育の授業を思い出す方丈脇から
招寿軒前を通って、塔頭・回春院、半僧坊に続く参道が特に好きですネ。
建長寺は法堂脇と方丈より少し先の左崖上が見頃でした。

方丈近くの参道にある石積の土手

方丈近くの参道にある石積の土手には木の根が張りだしていて、
好きな被写体の一つです。
この脇にある倉庫のような土蔵も好きです。
また、正統院入口手前左側にある小さな母子像のファンでもあります。(笑)
目立たない、かなりモダンな母子像なのですけど・・・。

半僧坊に続く参道

半僧坊へ続く参道は、明治期の「講」の碑が多くあります。
晴れた日はいいのですが、曇りや雨の日は
独特の雰囲気を感じる不思議な空間です。

紅葉は手水舎の一段下が見頃でしたので
今週はそれより上で楽しめるでしょう。
夏の間は草に覆われていた右の崖にある大きな
梵字(と思われるもの)も見ることが出来ます。

手水舎の少し手前

市内をフラフラ歩いていると多くの観光の方に声をかけられます。
半僧坊でお話しさせて頂いた方は年配のご夫婦で、
お嬢さんとお孫さんの四人連れでした。お孫さんが勝上献(上に山冠)展望台へ
行きたいとのことで、どうでしょうか?とのことです。距離は短く、
見晴らしは最高ですが急ですよとお答えしたところ、諦められました。
(お嬢さんの靴はヒールが少し高めで・・・)
鎌倉にはよくおいでのようですが、
旧鎌倉がメインで北鎌倉・山ノ内は初めてとのことです。
しきりに「いいですね~、素敵ですね~」を連発され、
こちらも嬉しくなってしまいました。これから八幡宮と大仏にまわるとのことで、
次回は必ず天園ハイキングコースを歩きたいと仰っていました。

半僧坊、最後の石段

※スナッパーとは(笑)スナップ写真を楽しむアマチュアカメラマンを示す造語で
私の場合、写真を撮ることが目的ではなく、
あくまで自分が「その場」の雰囲気を楽しみ、
気に入った被写体があれば速写します。ですから、
一眼レフカメラは首からかけることなく、絶えず右手でホールドしたまま移動します。
プリントして「事務所や自宅の壁に貼り付けたい」絵を気ままに撮っています。

カメラ:OLYMPUS E-300
画質モード:RAW(3264×2448)または、SHQ(3264×2448)1/2.7圧縮
RAW現像:Photoshop CS

お付き合い頂き、有難うございました。