鎌倉好き集まれ!poko fukuokaさんの鎌倉リポート・第22号(2006年2月8日)

北鎌倉の秘境?? 田谷の洞窟、常楽寺、高野の切通、六国見山

田谷洞窟入口

 2月4日 に、数人の仲間と北鎌倉の人が、あまり行かない所を歩きました。

田谷の洞窟
鎌倉のガイドブックには横浜市にあるために載っていないマイナーな場所です。
元々は古墳の横穴、または住居などと言われているが、本当の事はわかりません。
定泉寺の境内にあって鎌倉時代から江戸時代の長い間、真言宗の道場として拡張され
全長1Km上下3段になっている、現在公開されているのは、その半分ぐらいか。
洞中の壁には仏像、梵字などが沢山、彫られていてなかなか不思議な洞窟です。
小さな電球が有るのですが、ろうそくを持って入ります、なかなか楽しかったです。
残念ながら洞内は撮影禁止でした。
常楽寺
北条泰時が1237年に妻の母のために建立。
小さな お寺ですが、雰囲気が良いです。
もう少し 北鎌倉駅に近い場所にあれば、来る人も多いのにと思いました。
高野の切通
分かりにくい場所です大船高校の高野公園の近くです。
昔は山ノ内と六浦を結ぶ道の一部だったのですが、周りは住宅地になってしまった。
鎌倉景観100景の中に入ってます。


六国見山
名前の由来は 6つの国が見る山です。
今回この附近で6つの国の名前は何かが話題になったのですが、伊豆.相模.武蔵.
安房.上総.下総のようです。
頂上からの展望は、名前どうり良いですが、さすがに、この日は6国は無理の
ようでした。
鎌倉が、海に面し、山にかこまれているのが、よくわかります。

頂上より南側を撮影

稚児墓
頂上をちょと下った所にある石塔は天武天皇の時代に鎌倉に住んだといわれる人、
染屋時忠の子の墓と伝えられている。
インターネットで染屋時忠の事を検索すると、鎌倉文学館の近くに鎌倉町青年団の作った「染屋太郎田大夫時忠邸址」碑が有るとでてきた。
この後、北鎌倉駅の方へ降りるはずでしたが、今泉の住宅地に降りてしまいましたので、バスで大船駅に戻りました。


写真すべてE300で2月4日撮影です。