鎌倉好き集まれ!poko fukuokaさんの鎌倉リポート・第43号(2007年6月21日)

亀ヶ谷切通

山ノ内側のアジサイ

 亀ヶ谷切通は昔は鎌倉に入るメインの道だったようですが、現在は舗装されていますが、道幅は狭くバイクは通るのですが四輪の車が通らないので気持ちよく歩けます。
大仏坂切通などみたいに昔の雰囲気はあまり無いのが残念です。


 今の季節 山ノ内から登りはじめると途中にあじさいが多いのがうれしいです。
やがて、登り坂が終わり、下り坂になって、住宅が周りに現れる手前に、気づく人は少ないと思いますが、墓地に登る道の影にやぐらが有って、地蔵が祭られています。

 この後は住宅が両側に建ち やがて横須賀線が見えてきて右側に源頼朝の長女大姫の守り本尊を祭った岩船地蔵堂が有る。



 

やぐらの中の地蔵

岩船地蔵堂

 以前から やぐらの写真を撮るに、困った事がある、やぐらの中に五輪塔などが有るのが、目では見えるのですが、撮影すると黒くつぶれ見えない、勿論、露光を増やせば、見えるようになるのですが、今度は、やぐらの周りが白く飛んでしまう。
中だけを撮るのでしたら少し やぐらに入り三脚を使って撮影すればよいのですが、私としては目に見える状態に、近い感じで撮影したい。
私の使っているグラフィクソフト、「フォトショップCS2」の解説本を読んでみると、パソコンのグラフィクは8ビット普通256階調、これを32ビット処理して約43億階調にする事ができる、これで普通再現できない、階調を表示できる、これをHDR(High Dynamic Range)と言うそうです。
この機能を使うためには三脚を使い同じ位置から露光を大きく変えて3枚以上撮影して、その画像をフォトショップCS2で結合。
本には例題として室内と外の風景が一緒になった画像が載っている。

 これを 以前 他の、やぐらの撮影に使ってみましたが、たしかに効果が有るのだが、まだまだと思いました。

 今回このアップした写真 どうやって撮ったかというと、ストロボを使いました、それもストレートだと光が強くて、いかにもストロボを使いましたて感じになるので、光量を少しづつ減らし、モニターで観察して光量をきめ、さらにHDR機能も使ってみました。
まあ自分の思っていた ところまでは無理でしたが、これからはやぐらをこれで撮っていこうと思います。


撮影は すべて2007年6月21日
カメラ OLYMPUS E-300
レンズ OLYMPUS 11-22mm F2.8-3.5