鎌倉好き集まれ!つなさんの鎌倉リポート・第4号(2006年1月3日)

斎藤 栄 『鎌倉恋八幡殺人事件』

昔の八幡宮、元八幡です。

新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

第4回は斎藤栄『鎌倉恋八幡殺人事件』を取り上げることにしました。

主人公、二階堂日美子が夫のさとると
初めてデートした場所がこの「元八幡」だそうで、
この作品の中では、二階堂夫妻が鳥居のそばで
老人の刺殺体を発見する設定になっています。

今年わたしは元旦にここを訪ねたので、
そのまま初詣をすることにしました。
元八幡は、文字通り昔の鎌倉八幡宮。
後に、頼朝が現在の位置に八幡宮を移すのですが、
「鶴岡」という地名はこのあたりのことだったようですね。

普段はこのような案内板などありませんが、
3が日は初詣用に作られるようです。

丈の低い案内なので、背の高い人には邪魔かも。

祭神だったのは鶴岡八幡宮と同じだと思いますが。

境内はあまり参拝客もいないようですが、
ちゃんとお守りも破魔矢も売っています。
わたしは、初穂料を払ってお神酒を頂戴すると
すると、使った白土器(白かわらけ)を
袋に入れていただきました。
何だか得した気分です。

鶴岡八幡宮も元八幡も鎌倉駅からは歩いて10分程度の場所。

もともとの祭神は同じですから、
混んでいるところより、こちらで詣でるのもいいかもしれませんね。

ただ、周りに色々なお店がないので、
そういう愉しみは薄いかもしれませんけど。
元八幡でお参りを済ませた後、本覚寺で甘酒を頂きました。

寒い日はこういうのが一番ですね。
それも福娘から頂くと、よりご利益がありそうです。

寒い日はこういうほうがいいですね。

ボクの年なのだから、もっとかまってほしいワン♪

その後、いくつかの寺社を周ってみましたが、
今年の本来の主役はまだまだそっちのけ。

ただペット用お守りも売られるようになってきたので、
彼らにも今年はご利益あるかもしれませんね。