鎌倉好き集まれ!わびすけ☆さんの鎌倉リポート・第13号(2006年2月4日)

椿を訪ねて鎌倉へ

白侘助(2月3日)

◆白侘助/長谷寺

・今日は、鎌倉で侘助の花を中心にウオッチングしました。
 学名は、カメリヤ・ジャポニカ・ワビスケ
 椿の品種は約2000種、その中で侘助は約20種以上
 あるそうです。
 茶の湯では、炉の季節の定番。
 花言葉は、「静かなおもむき」「控えめ」「簡素」。 

・白い侘助は、深緑の葉に映えていっそう雰囲気があります。
 
☆侘助や障子の内の話し声 (高浜虚子)
◆桃色侘助/光則寺

・光則寺には、草花/茶花のマップがあるので
 いろんな侘助が探せるかなと期待して訪問。
 塔の近くに、桃色の侘助が咲いていました。

・侘助の特長は、小振りで、半開き、一重、侘心、
 早咲きが多いそうです。

☆侘助の落つる音こそ幽かなれ (相生垣瓜人)

桃色侘助(2月3日)

紅侘助(1月22日)

◆紅侘助/大巧寺

・鎌倉駅から近い大巧寺で以前見つけていた紅侘助。
 少し前の写真ですので、まだ、つぼみの段階でしたが
 今は、もう咲いているのではないでしょうか。

☆侘助の咲きかはりたる別の花 (富安風生)
◆娑羅の木(ナツツバキ)/光則寺

・夏に咲く椿を発見。冬は落葉しています。
 今は実のガクの部分がとんがりとなって残っています。
 冬木の中でもこのとんがり帽子が結構目立ちます。
 幹がつるするなので、「百日紅」かと思いましたが、
 この木も「猿滑り」という別名があるそうで似ています。
 少し小振りの「姫娑羅の木」も光則寺にはありました。

 (娑羅の花を見たことがありませんので夏が楽しみです)

娑羅の木(2月3日)

鎌倉彫の椿

◆鎌倉彫りの椿

・鶴岡八幡宮の三の鳥居横にある「鎌倉彫博古堂」さんの
 ショーウィンドウに飾られていたものです。
 そういえば、鎌倉彫にも椿模様が多かったようす。
 ちょっと関心を持てば、いろんな所に興味の幅が広がって
 いきます
 気ままなレポートですが、今後もよろしくお願いします。

-おしまい-