鎌倉好き集まれ!鎌倉ほいほいさんの鎌倉リポート・第18号(2011年2月12日)

鎌倉三十三観音巡り 2月12日 (其の弐)

◇大宝寺◇

 というわけで妙法寺さんです。えっ?違う?そうなんです!実は通り過ぎちゃいました?いや通り過ぎたらしいのです。で、今来た道を戻ろうとしましたら「大寶寺」と「釈迦堂口切通し」の方向表示!「これは行くしかない」
ということで「大寶寺」さんです。本堂には子供たちの無事成長を護る「子育鬼子母神」があります。お参りして御朱印を頂きました。

◇釈迦堂切通し◇

鎌倉八口?:釈迦堂口切通し

 問題?の釈迦堂口切通しです。なぜ鎌倉八口ではないの?少し調べました。
 鎌倉は、三方を山に囲まれ前面が海であったため、鎌倉への出入りには険しい峠を越える必要があったそうです。外部からの攻撃にも威力を発揮したそうです。つまり「鎌倉七口」であるためには、鎌倉と外部との境の山や丘等を切り開いて通した道であることが条件になるわけですかねぇ。
 で釈迦堂口切通しは、釈迦堂ケ谷と大町・名越を結ぶ鎌倉内の切通しのため含まれないのですねぇ!ここには、「日月やぐら」や「唐糸やぐら」等があるそうで、是非観たかったものですが、残念ながら落石があり写真のとおり通行止めでした。
    ・・・・・・・やぐら群は大丈夫?保存は?
 写真は、せめてアップで撮りたく金網の穴にレンズを突っ込み撮ったもので決して立ち入って撮ったものではありません。念のため!!!

◇黄金やぐら◇

 ジャーン!釈迦堂口切通しとの分れ道のところの標識です。左に行けば「切通し」、右に行けば「黄金(こがね)やぐら」とありました。そこで、切通しの帰りに観に行くことにしました。
 ここから200メートルということで、そんなに距離はないので・・・・・・・。
 ところが、行けども行けどもそれらしきものはありません。うーん、血が騒ぎます。こうなったら、トコトン行くぞ!というわけで探し回りました。とうとう写真にあるような石段をあがりました。もう「はぁはぁひぃひぃ」ですよ!頂上はちょっとした公園で小さなお地蔵さまが、いらっしゃいました。周囲は住宅がありました。ここはどこ?
       ・・・・・・地図で確認したところ「衣張山」のどこかではないかと思いましたが・・・おそらく・・・・・・・
 が、とうの「黄金やぐら」は、全然見当たりません。諦めて(諦めるの早い?)帰ろうと先ほどの釈迦堂口切通しとの分岐点近くまで戻ってきたとき、自転車に乗った中学生ぐらいの女性に会いました。そこで「黄金やぐら」について聞きましたら、「坂を左に上がり、その先を真直ぐ行くとありますよ」とのこと。お礼を言って再チャレンジ。しかしながら、たどり着いたらそこは、またあの石段!!!
 そしてまたあの分岐点へ。今度は、自転車に乗った年配の男性に会いました。そこで再度聞きますと、「石段の手前の左手にありますが、全然整備してないから、わからないかも知れませんよ!」本当は、もっとちゃんと最後まで聞けば良かったのですが、急ぎ早く観たい心がはやり、お礼を言ってそそくさと出かけたのが運のつき!「左側、左側、左側」と唱えながら探しましたが、見当たりません。坂の途中に建設中の家があり、自動車が止まり、金槌をたたく音が空しく響きます。いったいここに何時間居るのだろうか?そう時間もなく、予定があるので残念ながら、本日は諦めました。
      ・・・・・・・・・後日再々々チャレンジし見つけました。
                                ・・・・・・・・後日レポート致します。

◇妙法寺◇

 長くなりましたが、やっと戻って通り過ぎてしまった妙法寺さんです。お参りをさせて頂きました。
本堂の裏手には仁王門があり、さらにそこから苔のはえた石段を左に見ながら上がると欅造りの本堂があります。本当に見事です。因みにこちらは御朱印はやっていないそうです。

◇銚子の井◇

 銚子の井の石碑です。前述の通りこの石碑の脇の小道にあるらしいのですが・・・・・・
写真の脇に小道が・・・・・・・いや!小道側から写真も撮りました。おーい!後ろ振り向きなさい!そこに銚子の井があるでしょうがぁ~・・・・・・・・・・・銚子の井、まだまだ続く。

◇乱橋◇

鎌倉十橋:乱橋(7/10)

 妙長寺さんですが、残念ながら一般参拝はしていないとのことで外から手を合わせ、次へ参りました。 妙長寺から道を隔てて反対側に少し行くと乱橋の石碑があります。道の両脇には橋の面影が残っていました。


・・・・・・・という事で次回其の参(ラスト)に続く。