鎌倉好き集まれ!鎌倉ほいほいさんの鎌倉リポート・第19号(2011年2月12日)

鎌倉三十三観音巡り 2月12日 (其の参:ラスト)

◇向福寺◇

鎌倉三十三観世音第15番

 乱橋の、そのすぐ先に向福寺さんはあります。こじんまりとしたお寺さんです。奥様らしき方が檀家の方とお話をされていらっしゃったので、しばらくの間、待たせて頂きました。本堂の戸が閉まっていたのでここからお参り致しました。
 が、御朱印をお願いしたときに本堂の戸を開けて下さったので再度お参りさせて頂きました。
 プリムラマラコイデスでしょうか?手入れの行き届いた鉢植えが沢山置いてありました。

◇来迎寺(材木座)◇

鎌倉三十三観世音第14番

 向福寺さんを出て道を渡ると標識が見えてきます。標識には、「来迎寺」、「五所神社」、「実相寺」とあります。そこで一番奥の「来迎寺」さんからお参りしました。本堂の工事をされており、お参りは出来ませんでした。また、御朱印を頂こうと致しましたが、不在ということで事前に書かれた御朱印が、門前に置いて在りましたのでそれを頂戴しました(御代は、箱の中へ納めました)。

◇五所神社◇

 向福寺を出た左手に五所神社はあります。ここには、国指定の重要美術品の板碑があります。
御朱印は、五所神社のものと板碑のものが、ありました。折角ですので両方頂戴しました。また、五所神社の「御洗米」と鶴岡八幡宮の「ぼたん庭園の招待券」を頂きました。・・・・・・・・・ありがとうございました。感謝です。必ず観に参ります。

◇實相寺◇

 次は、實相寺です。大変静かなお寺さんでした。お参りをしたのち、寺務所へ行き、そーと声をかけて御朱印を頂きました。

◇延命寺◇

鎌倉三十三観世音第11番

 横須賀線の踏み切りまで戻ってきました。実は、今まで何度となくこの踏み切りを行き来してました。その度にこのお寺をお参りしようと思ったのですが、大抵1600を過ぎており断念してました。ということで待ちに待った延命寺さんです。線路際にあるとはいえ、静かなお寺さんでした。

◇裁許橋(鎌倉十橋:裁許橋(8/10)◇

鎌倉十橋:裁許橋(9/10)

 延命寺さんを出て、この後、六地蔵を観にいきました。由比ガ浜大通の中ほどの道の角に六体のお地蔵さまが、赤い頭巾をかぶり、よだれかけを首にかけて並んでいて、何だか微笑ましく思えました。
 が、その謂れを紐解くと、この場所からやや北に行ったところに、鎌倉時代の刑場があったそうです。この刑場跡に罪人の霊を弔うために祀ったのが、六地蔵のはじまりだそうで、後に人通りの多い現在の場所に移されたということです。
 仏教では人間の苦しみの世界を六種類に分けて六道(りくどう)といい、地蔵がそれぞれの苦しみを救うように造られたことからその名前がつけられたものだそうです。
 なお、六道とは、「地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天」だそうです。         ・・・・・・・勉強になるなぁ~!
 このあと、盛久首座へ行きました。本日の最後に「裁許橋」の写真を撮りに行きました。この橋は、鎌倉時代近くに幕府の裁判所があり、判決を受けた罪人が処刑場に向かう際に、この橋を渡った事から裁許橋の名が付いたのだそうです。
 訂正ですが、この裁許橋で鎌倉十橋は9つ目です。つまり前回の乱橋は7つ目ではなく8つ目でした。訂正しお詫び申し上げます。      ・・・・・・・後は、「十王橋」を残すのみ!
 ついでに申しますと「盛久首座」の帰りに「和田塚」へ行けば良かったのに通過しちゃいました。まったくもぅ~・・・。


・・・・・・・・・以上この項終了です。よくまぁ迷子になるものですねぇ!ウォーキングといえば、携帯で歩数を測っております。本日1日でなぁんと!約三万歩でした。

・・・・・・・・・次回は、頭から離れなかった「黄金のやぐら」探し。解決編です。

 っと、その前にまた、メールを頂戴しました。2月12日(其の弐)で釈迦堂口切通しのレポートをさせて頂きました。ここで『ここには、「日月やぐら」や「唐糸やぐら」等があり是非観たいものですが、残念ながら落石があり・・・。』と書いたのですが、その事に対して

『唐糸/日月やぐらは釈迦堂口切通上のあたりになります。すこし手前(150m程)を右手に登った個人の屋敷内になるので 立ち入り許可が必要だそうです。現在、市への寄贈の話もあるそうでその後の公開を待つしかないかも・・・』

と頂きました。貴重な情報を有難うございました。感謝!感謝!感謝!です。これからも宜しくお願い致します。


それでは、「黄金のやぐら」解決編で!!!!!!!。