鎌倉好き集まれ!鎌倉ほいほいさんの鎌倉リポート・第211号(2012年5月5日)

鎌倉 『春』 散歩 5月5日 安国論寺のつつじ

◇安国論寺にて◇

 大変遅くなりました。ちょっとレポートをお届けする環境になく、すみませんでした。遅ればせながら、安国論寺のつつじです。前回「安養院の五月」と書いてしまい、ご指摘を受けました。スミマセン「安養院のつつじ」の間違いです。

 さて、安国論寺も門前からつつじが、咲き誇っていました。それでは、しばし、ご覧下さい。

◇初めての・・・◇

 実は、安国論寺をお詣りすると、本堂周辺から山門あたりを周り、熊王殿、御法窟あたりから、富士見台へ上がるだけでした。

 私だけかと、思いますが、墓地を越えると日朗上人荼毘所(「自分が最初に出家をし、黒髪を剃り落とした懐かしい松葉ヶ谷で荼毘に付してほしい。」と遺言したことから、ここで火葬された場所)があります。そして写真のような道を上がるとここには、南面窟があります。

◇南面窟にて◇

 南面窟(松葉ヶ谷法難時に、白猿に導かれて避難した場所)が、ありました。本当に「ありました」なのです。何度もお詣りしていたのに一度も行きませんでした。・・・残念!

 中には、ご覧のように、正面には、白猿の石像、左手には、日蓮上人の石像があります。本当にびっくりでした。どうして気が付かなかったのだろうか?

◇安国論寺の平和の鐘◇

 山道をさらに登って行くと「平和の鐘」なる梵鐘があります。これは、人間国宝の香取正彦先生が、鋳造したもので、立正安国と平和を祈願したののだそうです。

 皆さんも安国論寺へお立ち寄りの際には、是非この南面窟ゆ梵鐘をご覧下さい。


 鎌倉『春』散歩、続く。