鎌倉好き集まれ!わびすけ☆さんの鎌倉リポート・第218号(2007年8月3日)

☆夏の紅蓮咲く、材木座/光明寺。

本堂の窓、光明寺(8月3日)

◆本堂の窓、光明寺

真夏の海岸通りを歩きたくて、材木座へ。

あいにく、浜辺では、強風の影響で”遊泳禁止”の赤旗が立っていました。
海に近い鎌倉のお寺、光明寺では、蝉時雨の中、
写生に興じるシニアグループの方でいっぱいでした。

鎌倉には比較的少ない浄土宗のお寺です。
本堂を拝観し、中から窓越しに見た風景。
半開きの格子戸の先に記主庭園が見えました。
曲線と格子戸が折り成す窓越しの深緑の景色は、心を落ち着かせてくれます。


◆枯山水の庭園、光明寺

本堂の回廊越しに見る庭。

何時来ても見事ですね。

砂の流線、曲線が見事です。

枯山水の庭園、光明寺(8月3日)

夏の紅蓮咲く、光明寺(8月3日)

◆夏の紅蓮咲く、光明寺

本堂左手の記主庭園。

今、夏の紅蓮(古代蓮)が咲き始めています。
八重咲きで、紅い色が珍しいです。

大賀博士発見にかかる2千年前の古代蓮の種から咲いた紅蓮の花。

隣りで、シオカラトンボも一緒に観ていましたよ。
◆記主庭園、光明寺

開山堂の縁側に座って庭を眺めていると、
心地良い風が吹き抜けます。

おのずと俗気を洗われる心地がします。

記主庭園、光明寺(8月3日)

野カンゾウ、光明寺(8月3日)

◆野カンゾウ、光明寺

朱色の野カンゾウも咲いていました。
◆カブトムシ、光明寺

蝉時雨の境内。
裏山から飛んできたのでしょうか、
本堂横の柱に、カブトムシが来ていました。
実は、廊下の片隅にさかさまにひっくり返っていましたので助けてあげました。
上手につかみ上げないと鋭いつめにはさまれてしまいます。
力持ちですからね。
これは、メスですね。

夏休みは虫取りに興じる子供達と出会う機会が増えました。
夏休みの宿題は、まだいっぱい出るのでしょうか。

カブトムシ、光明寺(8月3日)

見事な百日紅、本興寺(8月3日)

◆見事な百日紅、本興寺

海岸からの帰り道、
立ち寄った本興寺では、まだ百日紅が見事に咲いていました。

昨日8月8日は立秋。
暦の上では、もう秋がスタートしました。

まだまだ暑い日が続来ますが皆さんも体調に気をつけて鎌倉散策を楽しんでくださいね。

-おしまい-