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わびすけ☆さんの鎌倉リポート No.467(2009年1月4日) |

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新年も4日になりましたが、鶴岡八幡宮への参拝客の列は途絶えません。しかし、そろそろ仕事も始まります。 今日は、鶴岡八幡宮の境内で「手斧始式(ちょうなはじめしき)」が執り行われました。 八幡大神の加護によって工事安全と建物が永遠に栄えることを祈願するものです。鎌倉時代の造営諸奉行が行ったように、儀式に用いる御神木が二の鳥居から段葛を通って舞殿前に奉安され、「手斧始式」の神事が始まりです。 私の仕事始めは明日からですが、この神事を見て気持ちの切り替えが出来ましたよ。 (今夜のNHKニュースでも紹介されました)
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 ◇御神木を舞殿前に奉安!
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 ◇参拝客はまだまだ後を絶ちませんね!
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宮司による工事の安全を祈る祝詞に続き、工匠等による各種道具を使った奉仕が古式に則った作法で行われました。 現地では、大勢の見物客に囲まれ遠くからは良く見えませんでしたが、夜のTVニュースで観ると、実際に槍かんなでは、木を削っていましたよ。往時の技が受け継がれているそうですが、大切ですね。
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 ◇最後に槍かんなを使う1
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 ◇最後に槍かんなを使う2
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「手斧始式」に引き続いて、鳶職の方達による、火消しの「梯子乗りの技」の披露が行われました。 正月の風物詩ですよね。 今日は初春の青空をバックに、舞殿よりも高く見える梯子の上で行われました。身軽でバランスの良さは見事です。 時折り、舞殿の屋根から鳩が一斉に飛び立つので、演技している人も鳩に混ざって飛び出しそうでしたよ。 ちょっとスリルもあって、見物客からは拍手喝采でした。 冬休み最後に、いいものを見せていただきました、ありがとう。
〜おしまい〜 |



 ◇バランス技ですね!
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 ◇釣り亀、2人のよるバランス技!
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